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“架空の百貨店”をイメージした『MAISON EUREKA』の期間限定ショップ

  • 2018.11.7
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最新コレクションから完売済みのアーカイブまで

 

2018-2019秋冬の最新コレクションも販売

 

セレクトショップのバイヤー、シューズブランドのデザイナーなどを経て、2015年に『MAISON EUREKA』を立ち上げた中津由利加さん。2013年に移住したドイツ・ベルリンでの暮らしから得た“ひらめき”を反映したコレクションは、毎シーズン完売アイテムが続出するほど人気を集めています。『KAUFHAUS』はベルリン特有のアンダーグラウンドでクリエイティブなカルチャー、ライフスタイルに共感した中津さんがずっと構想してきた“理想の百貨店”。自身のブランドである『MAISON EUREKA』からは、完売済みのアーカイブから今シーズンすでに売り切れかけているアイテムまで、コレクションの一部を販売しています。

 

2016-2017年秋冬シーズンのアーカイブ商品、2018年春夏シーズンのアーカイブ商品も販売

 

ドイツで買い付けたヴィンテージ雑貨や小物たち

 

蚤の市などで買い付けてきた陶器たちが並ぶ

 

ベルリンに移住する前は、バックパッカーとしてヨーロッパ各地を巡っていたこともあるという中津さん。『KAUFHAUS』では、これまでにドイツの蚤の市などで買い付けてきた1910年~70年代の雑貨、ヴィンテージ小物、陶器、ガラス、絵など、デザインのインスピレーションの源ともいえる希少なアイテムを大放出。インテリアとして、またギフトとしても喜ばれそうなアイテムが揃っています。

 

中津さんセレクトの美しいガラス製品たち

 

店舗に並ぶヴィンテージ雑貨、小物、ガラス、陶器など

 

ナチュラルフレグランスを新たにローンチ!

 

 

『KAUFHAUS』のローンチに合わせた新たな試みとして、同じくベルリン在住であるRYOKO HORIさんの手がける『RYOKO senses salon』とコラボレーションが実現。フランスの調香師ニコラ・デュ・バリーさんのもとで経験を積んだというセラピストのRYOKOさんと共に、一年以上の時間をかけて3種の香りを構成。それぞれ単体として使えるほか、3種を重ねることでも奥行きのある香りになるように作られているそうです。期間中は『RYOKO senses salon』で取り扱っているスマッジスティックや香木も一緒に購入することができます!

 

フレグランスとともに購入できる香木
使いやすいスティックタイプのスマッジ
「RYOKO SCENT FOR KAUFHAUS : SEI」 <Ⅰ世 : Indian Sandalwood, Red Ceder> <Ⅱ性 : Clary sage, Bergamot, Vetiver> <Ⅲ青 : Hemp, Indian Sandalwood, Patchouli, Cardamom> 20ml×3 各¥25,000

 

店内の什器ひとつひとつにもこだわりを

 

『KAUFHAUS』に並ぶアイテムたちはもちろん、店内に置かれたひとつひとつの什器もデザイナーが選んだもの。1920年代に建築家・家具デザイナーであるマルセル・ブロイヤーによってデザインされ、50年以上の時を経て1980年にドイツのTECTA社によって生産された家具「Marcel Breuer F 41 Lounge On Wheels」。また、1946年にジョージ・ネルソンがハーマンミラーのデザイン部長に就任した直後に作られた「Home Office Desk, model #4658」など、コレクターズアイテムも揃います。1950年代にスイス人デザイナーのウィリー・グールにより作られたガーデンスカルプチャー「Handkerchief」など、一部の什器は購入もできるそう。

 

購入できる什器のひとつ「Handkerchief」

 

『MAISON EUREKA』のコレクションだけでなく、ベルリン周辺の歴史やカルチャー、その独特の空気感までを運んできたかのような、中津由利加さんによるライフスタイルショップ『KAUFHAUS』。11月末に予定しているというオンラインショップの立ち上げに先がけて、その「匂い」を肌で感じに行ってみてはいかがでしょうか。

 

KAUFHAUS(カウフハオス)

日程:11月3日(土)~11日 (日)

時間:13:00~20:00 

会場:COMPLEXBOOST

住所:東京都目黒区青葉台1-15-10

http://www.complexboost.com

 

text:坂崎麻結

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