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凝り固まった身体を、セルフでディープに緩める簡単メソッド。(Misaki Yamashita)

  • 2018.11.6
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凝り固まった身体を、セルフでディープに緩める簡単メソッド。(Misaki Yamashita)
2018.11.06 16:00
スタイルアップを目指し、せっせとヨガやランに勤しむ日々……ですが、身体を動かした翌日に、なんだかかえって硬さを感じてしまうこともしばしば。そんな折、パーソナルトレーナーのKAORUさんが、“身体を緩める”ことに特化したセルフメンテナンスメニューを新たにローンチしたと聞き、さっそく伺ってきました。

用意するのは、テニスボールだけ!


両足を肩幅程度に開いて軽く膝を緩めつつ、テニスボールを片方の足裏に。まずはボールに体重をかけ、足の指でボールをつかんだり離したりするような感覚で、足裏の開閉を繰り返します。十分に行ったら、体重をかけたまま前後にコロコロ転がして。足の甲の筋に沿わせていくような感覚で、親指の方向、人差し指の方向、中指の方向……と、足裏をほぐしていきましょう。これだけでもけっこう効くのです!


十分に足の裏をほぐしたら、長座の姿勢で座りましょう。片膝を立てて、伸ばしたほうの脚の膝裏にボールを。後ろに両手をつき、両手とボールで全身を支えるような形で膝裏からふくらはぎ、足首にかけての筋肉に圧をかけていきます。身体がガチガチの私はぜんぜんお尻が上がっていませんが(ボールが痛いのです)、先生はスイスイとなめらかに前後運動していらっしゃいました。やっぱり柔らかさって、大事……!


お次は、正座の姿勢に。テニスボールをすねの骨と外側の筋肉の間にセットし、その上に身体を下ろしていきます。息をするのを忘れないようにしつつ、そのまま10秒ほどキープ。終わったら、次は少しだけ下のほうにボールをずらします。膝から足首にかけ4〜5回くらいに分けてこれを繰り返し、足首に向かい刺激していきます。スタジオ内には、思わず「ヒィッ……!」と苦悶の声が(笑)。


さらに膝裏にボールを入れ、その上に重心をかけて座ることで、ふくらはぎともも裏もリリース。ほとんど毎日ヒールを履いており、自分でも「足がちょっと曲がっているな」という自覚ありのエディターは、“効くポイント”を見つけるまでにちょっと時間がかかった気が。これもすごくペインフル! なのですが、毎日続けて筋肉が緩んでいくと和らいでいくんだろうな……という感じの痛さです。


なんとこれだけで、足がとっても軽くなります! 特に最近長距離を歩いたり、足が疲れたりしている感覚はなかったのですが、足踏みひとつとってもずいぶん楽に。必要備品がテニスボールというのが良心的。手軽に手に入れられるので、ぜひ取り入れてみてください。

アドバンス編。


ストレッチポールがご自宅にあれば、膝上の外側の筋肉ほぐしにもぜひ挑戦されたし。大腿骨と筋肉でポールに斜めにのるような感覚で全身を預け、手で身体を支えつつ前後にローリングします。ここの筋肉は凝った感じがよくするのですが、大きいのでなかなかマッサージではほぐしきれない感じがあった部位。私は痛さよりも心地よさのほうが勝り、家にポールが欲しくなりました!


KAORUさんが主宰するSTUDIO Aproでは、上記のような身体の「リセットリリース」に特化したセッションを11月から新たにスタート。パーソナルセッション(40分)は11月1日〜、グループセッション(60分)は11月24日〜それぞれ開催されるとか。自分で自分の身体のクセや特性を理解しながらほぐしていく感覚がやみつきになりそうで、私もぜひまたお邪魔したいと考えています!
STUDIO Apro

東京都渋谷区神宮前4-19-8 アロープラザ原宿 211号室

営業時間/9:30〜22:00(最終受付21:00、完全予約制)

03-6721-1824(予約受付10:00〜18:00)

不定休
https://tsapro.co.jp

Misaki Yamashita

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