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北斎や歌麿の浮世絵に「グレースコンチネンタル」を着せたら 松屋銀座で期間限定店

  • 2018.10.31
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アイランドは10月31日~11月6日、アートとファッションの融合を目指した期間限定店「グレースコンチネンタル ザ・バンケット 〜ザ・ミュージアム〜(GRACE CONTINENTAL The Banquet ~The Museum~)」の第2弾を松屋銀座1階スペース・オブ・ギンザに開いている。

春夏シーズンに引き続き、名画に描かれた女性に同社のウエアを着せた絵を展示する仕掛け。今季は西洋絵画に加え、新たに浮世絵を題材にした。喜多川歌麿や葛飾北斎をはじめ、サンドロ・ ボッティチェッリ(Sandro Botticelli)、ピエール・オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)らの計8点の絵をもとにした。歌麿による「ビードロを吹く娘」にはファー付きのニットアウターを描き込み、ボッティチェッリの名画「春」に登場するビーナスと花の女神フローラにはレースのドレスを着せている。

企画した木村剛士アイランド社長は「秋冬のアウターを絵画に着せたいと考えたときに西洋絵画はドレスが描かれていることが多いため、なかなかアウターを着せるには難しかった。その時に『見返り美人図』が思い浮かび、日本画で表現することを決めた。結局、『見返り美人図』に着せることは難しかったが、浮世絵はジャポニスムとしてヨーロッパで大きな影響を及ぼし、印象派などが生まれるきっかけにもなった芸術。私たちの服も、外国人観光客の多い銀座の街で、海外からのお客さまの目も引くような発信をしたいと思った。また、シュリンクするアパレル業界の中で、ファッションの楽しさを伝えられるように今後も取り組んでいきたい」と話す。

同店ではアイランドの「グレースコンチネンタル(GRACE CONTINENTAL)」「ダイアグラム(DIAGRAM)」「グレースクラス(GRACE CLASS)」の3ブランドの秋冬商品を販売している。また、11月21日〜12月4日には阪急うめだ本店の4階コトコトステージで期間限定店を開く予定で、限定商品をまとった女性が描かれた新たな絵画2点が追加されるという。

■グレースコンチネンタル ザ・バンケット 〜ザ・ミュージアム〜
期間:2018年10月31日〜11月6日
場所:松屋銀座 1階スペース・オブ・ギンザ
住所:東京都中央区銀座3-6-1

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