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いわさきちひろ生誕100年「Life展」、最終章がスタート。

  • 2018.10.31


いわさきちひろ生誕100年「Life展」、最終章がスタート。
2018.10.31 09:00
いわさきちひろの生誕100年を記念し、ちひろと、さまざまな分野で活躍する7組の作家が「Life」をテーマにコラボレートする展覧会が東京と長野県安曇野で開催中だ。11月3日(土)からは、東京での最後の展示となる、長島有里枝とのコラボレーション「作家で、母で つくる そだてる」がスタートする。

いわさきちひろ 箱に入った少女『あかちゃんのくるひ』(至光社)より 1969年

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いわさきちひろの生誕100年を記念して、「ちひろ美術館・東京」「安曇野ちひろ美術館」の両館で展覧会が順次開催されている。安曇野では現在、谷川俊太郎との「みんないきてる」が開催中だ。


東京会場で11月3日(土)よりスタートする「作家で、母で つくる そだてる」には、現代美術作家の長島有里枝氏が参加。記憶や身近な人との関係性を手がかりに、自身のライフヒストリーや社会の陰にかくれてきた女性の創造性に光をあてる作品を制作してきた長島氏。その視点はちひろの作品と響きあい、女性に課せられる規範と折り合いをつけながら表現を行うふたりの生き方が交差する。


また、安曇野ちひろ美術館で開催中の「みんないきてる」は、16歳から詩を書き始め、子どもから大人まで幅広い層の人たちから愛される絵本や詩を送り出し続ける詩人である谷川俊太郎氏とちひろとのコラボ。面識のなかった二人だが、同展をきっかけに絵本「なまえをつけて」(講談社)も出版されている。子どもや草花、小鳥など、身近にある小さないのちの愛しさ、尊さがうたわれているちひろの絵と、対象の本質をするどく作品に取り入れる圧倒的な力を持つ詩を創造する谷川氏。異なる個性を持つ両者のコラボレーションにより、あらゆるものに息づくいのち、たえず変化していく宇宙に耳をかたむける。

いわさきちひろ生誕100年「Life展」

「作家で、母で つくる そだてる」長島有里枝

開催期間/2018年11月3日(土祝)〜2019年1月31日(木)

会場/「ちひろ美術館・東京」 東京都練馬区下石神井4-7-2

開館時間/10:00〜17:00(最終入館16:30)

休館日/月(祝休日は開館、翌平日休館)、年末年始、12月28日~1月1日

入館料/大人800円、高校生以下無料

「みんないきてる」谷川俊太郎

会期/〜2018年12月16日(日)、12月17日(月)からは冬期休館

会場/「安曇野ちひろ美術館」 長野県北安曇郡松川村西原3358-24

開館時間/9:00〜17:00

休館日/第2、4水

入館料/大人800円、高校生以下無料

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