スタイリスト矢内麻友がこの１週間に着たい服。

フィガロジャポン12月号（10月20日発売）の秋冬ファッションダイヤリー特集と連動して、スタイリスト3名が、1週間のスケジュールや曜日の気分によって選ぶ、この秋冬に本当に手に入れたいファッションアイテムを紹介する企画。第3回目は、スタイリスト矢内麻友さん。トレンドや旬のアイテムを身に着けて、今年ならではのスタイリングを提案します。

《月曜日》少女の夢を詰め込んだワンピース。

レトロなポルカドットのワンピース￥385,560、中に着たノースリーブニット￥108,000（ともに予定価格）/ともにミュウミュウ（ミュウミュウ クライアントサービス）

「週の初めは気分が上がるものを纏ってウキウキしたスタートを。ミュウミュウのワンピースは⼥の⼦が好きなものをギュッと集めたような佇まい。ランウェイのようにハードなアクセサリーをジャラリとつけてバランスを楽しんだり、⼄⼥なシューズと合わせてとことんガーリーに着こなしたり。⾊々なムードで楽しめそう」

《火曜日》レイヤードの多い季節こそミクロサイズを。

実用性よりも、スタイリングの一部として取り入れたいプチサイズが可愛い。バッグ（H24×W20×D6㎝）￥59,400/ジャックムス（スーパー エー マーケット）

「たくさんの荷物はサブバッグにお任せして、⼩さくて可愛いバッグを持ちたい。ランウェイでも極⼩のバッグを持っていたジャックムスのスエードのバッグが気になります。キャッシュレスなご時世なので携帯とちょっとしたものが入ればよし。ニットやアウターを着込む冬の装いのスパイスに」

《水曜日》小物使いで印象が変わる、乙女なレザー。

Aラインに広がり、自然なドレープを生み出す。レザーコート￥233,280（参考価格）/テル エ バンティーヌ（ディプトリクス）

「今シーズン取り⼊れたいレザーアイテムは、2018年秋冬からリブランディングされたテル エ バンティーヌのレザーコート。ハードな素材に対して短めのスリーブと丸襟という⼄⼥な要素が⼊ることで、レザーコートのハードルが下がって取り⼊れやすい。ロンググローブをしてレディに着てみたり、アニマル柄のアイテムと合わせてハードに着てみたり」

《木曜日》定番スタイルをアップデートする逸品。

「ワードローブに嬉しい変化をもたらしてくれるアクセサリーは⼤好きです。メゾン マルジェラのグローブがあれば、マンネリ化してきたニットや定番のトレンチコート、シンプルなシャツに⾰命が起こります。アーガイル柄で可愛らしい⾒た⽬なのに、三本指のあしらいにマルジェラのキレが光る逸品です」

《金曜日》心が躍るスカートで少し早めの休日気分。

「マリーン セルのアイコン、三⽇⽉マークが散りばめられたスカートは、スポーティやロマンティック、エッジーがほどよくミックスしたデザイン。レギンスと合わせてスポーティに、ワンピースの上から巻きスカートのように重ねてレイヤードのスパイスにしたりと色々楽しみたい！」

《土曜日》オフモードを満喫する週末の始まり。

「冬の⾜元を暖かく包んでくれるアグのモコモコサンダルは、ワイ プロジェクトとのコラボが気になる。レイヤードされているかのようなブーツもあったけれど、こちらは控えめな佇まいで取り入れやすい。オープニングセレモニーではもう1型、ベージュのヒールサボも展開しています。最近バイレードから発売された、イレヴンス アワーの匂いを纏って、居⼼地のいいリラックスサタデーを過ごしたい」

《日曜日》大好きなランジェリーに包まれる時間。

「⼄⼥⼼をくすぐるステラ マッカートニーのランジェリー。散りばめられた「all is love」の文字もピースフル。気持ちに余裕が⽣まれる⽇曜⽇には、体と⼼に癒しをあげたい。ほかにもスター柄やゼブラ柄などがあって、どれも可愛い！」

矢内麻友Mayu Yauchi大学卒業後、渡英。帰国後に吉田佳世氏に師事し、2016年に独立。Instagram：@mayu_yauchi

●問い合わせ先：アデライデ（マリーン セル）tel:03-5474-0157エドストローム オフィス（バイレード）tel:03-6427-5901オープニングセレモニー（ワイ プロジェクト × アグ）tel:03-5466-6350スーパー エー マーケット（ジャックムス）tel:03-3423-8428タニ ジャパン（ステラ マッカートニー ランジェリー）tel:03-6820-8240ディプトリクス（テル エ バンティーヌ）tel:03-5464-8736ミュウミュウ クライアントサービス（ミュウミュウ）tel:0120-451-993メゾン マルジェラ トウキョウ（メゾン マルジェラ）tel:03-5725-2414