実は女子に見られたがってる！男子のアピールポイント

「褒め上手はモテる」

なんて言われていますが、褒めるポイントを間違うとモテるどころか会話が成立しない、なんてことになりかねないですよね。

そこで今回は、実は男子が女子に見て欲しいと思っているアピールポイントについてお届け。

さっそく見ていきましょう！

男子が女子のファッションについてさっぱりわからないのと同様、女子も男子のファッションのことがわかっていなかったりしますよね。

たとえば、なんでもないトレーナーを着ている男子に対して「そのトレーナー、部屋着じゃないの？」と思うなかれ。

そのトレーナー、じつは彼が昨日、原宿のおしゃれショップで5万円で買ったものかもしれないのです！

とくに若くてモテたい男子って、ファッションから入ります。

若いと、まだ仕事を覚えている最中だから「仕事ができる俺」をアピることもできません。

もちろん「お金がある俺」もアピれない。だから「まずはファッションからでも」と、彼は思うのです。

会話の中で、たまたま筋トレの話題になったとき、いきなり口数が多くなる男子がいます。

「おれ、毎晩筋トレしてるから、腹筋が6つに割れてるんだよね。見る？」

なんて言って、何も返事しないうちにもうTシャツをベロンとめくって腹筋を出している男子！

強さをアピらないとモテないと思っている男子の中で、さらに「強さ＝肉体的に強いこと」と感じている男は、頼んでもいないのに腹筋や胸筋を見せるんですよね。

肉体美に男も女もなく、美しいものは美しいのだから、腹筋や胸筋を見せまくる男子ってステキ――。

こういうご意見もあっていいのだろうと思いますが。

女子って「すごく」頭がいい男子とか「すごく」イケメンとか、そういう分かりやすくいいところにはすぐ食いつきますよね。

だからなのか「まあまあ」頭が良く「まあまあ」イケメンの男子は「まあまあ」を埋め合わせるために「おれの夢とロマン」を彼女にわかってもらいたいと思っていたりするんです。

いや、彼だって「夢とロマンだけでは飯が食えない」とわかっているんです。

でも「夢を追いかけている貧しい若者」に恋する女子がまれにいることを知っている彼は、そのわずかな可能性に賭けてみたくなるのでした。

自分がいかに面白いことを喋れる男なのか、に気づいてもらいたがっている男子っていますよね。

こちらも「面白い男＝モテる」という、彼の脳内にある方程式ゆえです。

女子が「こうすればモテる」「こういう女子はモテる」というテクニックを知って実践しているように、男子もある意味では「モテ」のなんたるかを知っていて、それを実践しているのです。

いかがでしょうか。

30歳前後になれば、男のホンネって「仕事ができるおれを見てほしい」というのに集約されるんですよね。

それまではみなさん、洋服や腹筋です。また、「ありもしない夢を語る」です。

30歳前後を過ぎても、例えば洋服や面白さにものすごくこだわる男もいます。

そういう男は、仕事ができて話が面白く、腹筋が6つに割れている、なんでもできる＆それらをさらっとやってのけているモテ男に「負けた」と思っているんです。

男って究極的には「でっかい獲物を狩った男が優秀」

こういう思想の裏返しとして、男は女性にいろんなことをアピールし続けるのです。

（ひとみしょう／作家）

（愛カツ編集部）