男性が本命彼女ができたらしたいと思っていること

男は本命の彼女ができたら、あんなことやこんなことをしてみたいと思っているわけです。

今回はアダルト色抜き！

男にとって女子の部屋の「特別さ」たるや、それはもう！です。

女子の部屋はときどき「汚部屋」と言われますが、よほど汚くない限り、そんなことは男にとって問題じゃないんですよね。

カーペットに髪の毛が散らばっていようと、テーブルの上にヘアスプレーとポン酢が並べて置かれてあっても問題ないです。

足の踏み場プラスアルファくらいのスペースがあればOK。

彼は彼女の部屋が「汚」か「美」かを審査しに来ているわけではないのです。

「女子の部屋ってこんな感じなんだ～」というのに、ただただうっとりしたいのです。

なぜなら彼は、中高生くらいから女子の部屋を見たいと思っていたものの、実際に見たことなどほとんどないからです（姉や妹のいる男子を除く）

大好きな彼女と同じベッドに入って「おやすみ」と言って電気を消す瞬間って、男子にとってすごくいいものです。

電気を消して真っ暗になった後のことを考えて「いい」と言っているのではありません。

電気を消した瞬間に「彼女と一緒に寝ることの特別さ」を感じたいとか「『新しい空間』で新しいことが起こりそうな気がする」という思いにワクワクするのです。

たとえて言うなら、中学校や高校の時の林間学校みたいなものです。

いつも顔を合わせている見慣れた同級生の「夜の顔」を見ることができるとか、彼ら・彼女らと一緒に明かりを消して寝るという行為に「特別さ」を感じなかったですか？

それと似たような特別さを、彼は本命の彼女と味わいたいと思っているのです。

女子が喜ぶ場所の象徴として東京ディズニーシーと書きました。

男子は気の利いたデートスポットを知らない＆行きたがらないなどと言われています。

けれど、でも男子って「本命の彼女ができたら、彼女が喜ぶ場所に一緒に行きたいな」と思っているんですよね。それを実行するかしないかは別にして、妄想はするんです。

妄想の中で、彼女はすごく喜び「＊＊君、ステキ！」と彼女は彼に言うのでした。

男子が女子の頭をポンポンしながらキスをするなんて、そんなの女子向けのマンガやゲームの中だけのことでしょ？と思うなかれ。

男子は「本命の彼女ができたらこういうことをしたいな」という妄想の中で、本命の彼女を抱き寄せ、頭ポンポンしながらキスしているのです。

現実世界で、実際に付き合った時は……それを不器用にやる男子と、まったくやらない男子とに分かれます。

昼のカフェで、彼女に頭ポンポンしながらキスしている男子をこの前見かけましたが、彼女は迷惑そうな表情をしていました。

男子って、焦ってしまって周りが見えなくなるんですね。

それ以外の、その他大勢の男子は、妄想したことを現実世界で彼女にやってしまったら、彼女に嫌われてしまうと恐れているため、やりません。

なので結局、女子はマンガかゲームの世界で「彼に頭ポンポンされながらキス」にあこがれるしかないのです。

いかがでしょうか？

妄想が過ぎる女子を批判をする男子も多い世の中だけど、じつは恋が始まる前、男子だってかなり妄想しているんですよね。

その妄想たるや、女子が聞いたら「気持ち悪い」とか「変態！」と騒ぎだすレベルです。

今回はわりとまろやかな例を4つご紹介しました。

がしかし、実態は、女子のエグイ妄想同様、男子の妄想もわりとエグイです。

がしかし、そこには、繊細に女子を愛でたいと思っている彼のロマンティックさがあります。

「ただし現実の世界は別」という但し書きがつくものの。

（ひとみしょう／作家）

（愛カツ編集部）