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ファッションデザイナー芦田淳氏が死去

  • 2018.10.22

ファッションデザイナーの芦田淳氏が10月20日、肺炎のため死去した。88歳だった。葬儀は近親者で行い、お別れ会は後日開催予定。

芦田氏は1930年8月21日生まれ。漫画家や編集者、ファッションデザイナーとして活躍した中原淳一に師事し、63年に妻の友子とテル工房(のちのジュン アシダ社)を設立。注文服が主流だった60年代の日本に高級既製服のプレタポルテを広めた。60年に高島屋の顧問デザイナーに就任し、66年から10年間は美智子妃殿下(現皇后陛下)の専任デザイナーを務めた。94年に広島で開かれたアジア競技大会や96年のアトランタ五輪では、日本選手団の公式ユニフォームデザインを担当。その他、さまざまな制服やユニホームなどを手掛けてきた。次女の芦田多恵さんは「タエ アシダ(TAE ASHIDA)」のデザイナー。

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