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恋愛体質・高畑充希がスリリングな恋の瞬間を感じた相手とは?【夏目かをるの最強女になる!vol.26】

  • 2018.10.19
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10月12日からテレビ東京系でスタートした連続ドラマ「忘却のサチコ」の主役に抜擢された高畑充希。ネットでは演技に対する賛否両論の声が上がっていますが、業界では20代若手女優の中でも光っていると大評判!映画評論家の前田有一氏も次のように絶賛しています。

「映画『書道ガールズ!』や『HK 変態仮面』ではアイドルではなく演技派としての魅力が光り、『鎌倉物語』など大作映画でも目立ちます。90年代生まれの女優は成海璃子や松岡茉優など演技派がずらりと揃っている。彼女も期待値の高い女優です」

高畑充希は演技だけでなく、恋愛でも話題を振りまいています。

イケメン俳優・坂口健太郎との交際は大きなニュースになりました。

ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(2016年・フジ)で共演後、朝ドラ「とと姉ちゃん」で再共演。交際を深めて2017年に同じマンションに引越し。“マンション愛”を深めようとしたものの、互いに忙しくてすれ違いが続き、とうとう今年の春に破局。

「こんなに近いのに、なぜ会えないの?」と引越し前よりもストレスが溜まって、友人らと飲み歩きと報じられています。

私も過去に何度か“失恋酒”に酔い、忘れるための第一歩を踏み出そうとしたものです。でも思い出が多かったり、あまりにも強烈な出来事があると、失恋酒は心に痛みをもたらしますね。

実は坂口との恋愛は、恋多き高畑にとって、ドラマ以上のドラマがあったのです。

高畑充希は1991年大阪府東大阪市生まれ、舞台鑑賞が好きな両親の影響で小さい頃から演劇やミュージカルが大好き。小学校の頃に観た「レ・ミゼラブル」は鳥肌が立つくらいの感銘をもたらしたそうです。

2005年、中学在学中にホリプロ創業45年記念の「山口百恵トリビュートミュージカル プレイバック part2 〜屋上の天使」の出演者オーディションで9621人の応募者から主演の座を獲得。当時は「舞台やミュージカルで天下を取りたい」と野心満々で、2007年には映画やドラマにデビュー。芸歴も長く、しかも着々と演技力を培っていったのです。

芸歴の長さと恋愛スキャンダルが比例します。

2016年にはドラマ「Q10」(日テレ)の主題曲を担当したアーティストの高橋優と焼き鳥屋デート、14年には映画「アオハライド」で共演した千葉雄大と焼き肉屋デート。他にジャニーズの増田貴久や、北山宏光、さらに映画「植物図鑑」で共演した岩田剛典などなど、相手は共演者が多いですね。

でもその中でも、スリリングな恋をもたらしてくれた坂口健太郎との出会いは、まさに“芸の肥やし”になったことでしょう。

それは2017年、第41回日本エランドール賞授賞式でのことです。

日本エランドール賞は、優れた映画テレビの作品、俳優やプロデューサーに与えられる名誉ある賞で、2017年俳優部門の受賞者は、坂口健太郎 、高畑充希 、ディーン・フジオカ 、波瑠 、星野源 、広瀬 すずでした。

受賞式では当然のことながら写真撮影がありますが、その時、高畑、坂口、波瑠の3ショットはエキサイティングな瞬間だったことでしょう。

というのは、坂口の元カノが波瑠、今カノが高畑だったからです!その時の3人の心中はどのようなものだったのでしょう。

坂口は「しまった」と苦笑いし、波瑠は「もう過去だから」と自分をなだめ、そして高畑は「なんかこれ、面白い!」と楽しんだのかもしれません。

恋多き高畑は、坂口と別れてから、城田優とのデートが報じられ、また一方ではドラマ「過保護のカホコ」で共演した竹内涼真が本命ともいわれています。

いつも恋愛をしている恋愛体質女優。しかも相手がイケメン揃いですが、不思議なことに女性から好かれています。これはなぜでしょう。インスタのフォロワーも218万人で、半数以上が女性。高畑のどこに女性たちは惹かれるのでしょう。

高畑充希が人気の理由とは?

その理由を探っていくと、あることに気づきます。

舞台の世界では、主演俳優がその舞台の「座長」になりますが、高畑はミュージカル「ピーターパン」に出演した時に、重圧につぶされそうになります。その時、ある境地に達したそうです。

「辛い時は正直に周囲に愚痴をこぼし、アドバイスを求めるようにしたこと。座長だから、と一人でふんばりすぎると自滅してしまう。でも正直に弱音を吐くようになってからは、「しょうがないなあ」と、周りが助けてくれるようになるのです。」(文藝春秋 2016年7月号)

ワーキングウーマンでも主婦でも、母親でも、どんな立場でも女性は踏ん張らなければならないときは「頑張る!」と自分を奮起させますが、その反面「しんどいなあ」と感じるものです。その時に、「しょうがないヤツだなあ」と周囲に助けられるというのは、頑張る女性にとって、楽ではないはずです。

だからプライドを捨て、「一人で頑張る」をやめる勇気を持っている高畑が女性から好かれる。なんだか頷けますね。

またこそこそと隠れずに、堂々と恋愛しているのも気持ちがいいものです。

ひょっとしたら、女性たちは恋愛していない自分を据え置いて、自分にない恋愛体質の高畑をうらやましいかもしれませんね。

でも恋多き女優に憧れるよりも、まず恋をしましょう。そのための第一歩は「恋をする!」と決めてみてください。これまでと違った風景が見えてきますよ、きっとね。

(夏目かをる)

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