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秋のケアが決め手!管理栄養士が教える「お疲れ肌&髪」のリセットレシピ

  • 2018.10.16
野菜の入った袋を抱えた笑顔の女性

たんぱく質をしっかりとって新陳代謝をアップ!

食事バランスノートと卵とナッツとアボカド

「夏にダメージを受けた肌や髪の対策には、まず、たんぱく質をしっかりとることが基本です。たんぱく質が不足すると肌がカサつく原因に。肉、魚、卵、豆といった良質なたんぱく源を意識してとりましょう。また、ビタミンCも積極的にとりたい栄養素。シミを防ぎ、コラーゲンの生成を助けてハリのある肌を保ちます。

ビタミンA・C・Eをいっしょにとることで抗酸化作用が高まり、血行もよくなって肌の新陳代謝が活発に。にんじん、ほうれん草、ブロッコリー、かぼちゃといった緑黄色野菜をたっぷり食べたいものです。魚などに多く含まれるビタミンB2・B6も新陳代謝を促してくれるので、うるおいのある美肌づくりをサポートします。

加えて、リノール酸やα-リノレン酸といった必須脂肪酸をとることも大事です。細胞膜の材料となるほか、ビタミンAの吸収も助けるので、カサカサ肌を改善して美白に導きます。くるみなどのナッツやごま、大豆、ごま油、大豆油などの植物油に多く含まれるので、サラダのドレッシングやマリネに利用するのも手です。

α-リノレン酸は、体内で青魚などに豊富なEPA・DHAに換わります。ダイエット中でも、ときにはいわしやさんま、かつおなどから良質な脂をとることも大切です。オレイン酸の豊富なオリーブ油にはビタミンE、ポリフェノールも多く、ハリとツヤのある肌づくりに有効です。

美髪には、たんぱく質と合わせて新陳代謝を高める亜鉛や、キューティクルの生成に関わる銅などのミネラルをとるのが効果的です。野菜、きのこ、海藻をバランスよくとり入れましょう」(大越先生)

次のページでは、お疲れ肌におすすめのレシピをご紹介します。

 

夏枯れの肌と髪をリカバーするレシピ3

良質なたんぱく源の魚、肉、豆腐を主役にした美肌・美髪レシピを選りすぐってご紹介。さっそくためしてうるツヤの肌と髪を取り戻しましょう!

〜いわしのオーブン焼き〜

いわしのオーブン焼き

美容ビタミンの豊富ないわし。
ほうれん草の抗酸化パワーでツヤ肌に!

カロリー 306kcal

<材料(4人分)>
いわし 8尾
ほうれん草 2/3束
にんにく 1/2かけ
バター 大さじ1と1/2
塩 少量
こしょう 少量
[A]塩 小さじ1/3
[A]こしょう 少量
レモン 1/2個

<つくり方>
1.ほうれん草はさっとゆでて水にとり、水気をしぼって3~4cmの長さに切る。にんにくはみじん切りにする。
2.フライパンにバター、にんにくを入れて火にかけ、温まったらほうれん草を加えてさっと炒め、塩、こしょうで味を調える。
3.いわしは頭と内臓を除いて手開きにし、Aの塩、こしょうをふる。
4.(2)を8等分にしていわしにのせ、頭側から巻いて巻き終わりをつまようじでとめる。
5.オーブンの天板に(4)を並べ、200度に温めたオーブンで10分焼く。
6.器に盛りつけ、くし形に切ったレモンを添える。

〜豚肉の塩麹ポトフ〜

豚肉の塩麹ポトフ

豚肉から良質なたんぱく質をGET。
にんじん&ブロッコリーで肌サビをオフ!

カロリー 126kcal

<材料(1人分)>
豚ロースかたまり肉 50g
塩麹 大さじ1/2
にんじん 1/5本(30g)
たまねぎ 1/5個(40g)
ブロッコリー 3房(30g)
こしょう 少々

<つくり方>
1.豚肉は2cm大ぐらいの角切りにし、塩麹をまぶして10分以上おく(できれば前日に漬けておくとよい)。にんじん、たまねぎは乱切りにし、ブロッコリーは小房に分ける。
2.マグカップに(1)の豚肉とにんじんを入れ、ふんわりとラップをして600Wの電子レンジで1分加熱する。たまねぎを加えて軽く混ぜ、再び、ふんわりとラップをし、電子レンジで1分加熱する。
3.ブロッコリー、水3/4カップ、こしょうを(2)に加え、ふんわりとラップをして電子レンジで1分30秒加熱する。

〜もずくと豆腐のヌルッと中華サラダ〜

もずくと豆腐のヌルッと中華サラダ

2種の海藻からミネラルを補給。
豆腐で植物性のたんぱく質もしっかりとれます。

カロリー 196kcal

<材料(2人分)>
カットわかめ 4g
春雨 20g
木綿豆腐 小1丁
もずく 2パック
レタス 4枚
[A]和風ドレッシング 大さじ1
[A]ゴマ油 大さじ1
[A]ラー油 小さじ1

<つくり方>
1.カットわかめは水でもどす。春雨は湯でもどし、適当な長さに切る。豆腐は一口大に、レタスは食べやすい大きさにちぎる。
2.ボウルにAをよく混ぜ合わせ、水気をきったわかめ、春雨をよくあえる。
3.器にレタス、(2)、豆腐、もずくを盛り合わせる。

取材・文/鹿野育子

 

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