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自分好みのデニムがきっと見つかる。『çaqu(サキュウ)』で究極の1本を探して

  • 2018.10.8
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2006年にスタートしたデニムブランド『çaqu(サキュウ)』。極シンプルなデザインは流行を追いかけるのではなく、普遍的な美で表現。それをこのブランドでは、「おいしい白ごはんのようなデニム」と表現する。当たり前にそこにあって、それがおいしいほどおかずが進む。そんな白ごはんのように、他者を引き立て、それでいて自らも美しいデニムなのです。

 

3年履き込んだかのようなUSED感。
モダンクラシックデニム¥25,000/çaqu(çaqu room.store aoyama)


マリリンモンローの履いていたデニムをイメージした「モダンクラシックデニム」は、深い股上と、ルーズなテーパードシルエットが特徴。爽やかなインディゴブルーに施された色落ちは、職人がハンドメイドで仕上げているのです。その手間暇かけたウォッシュのおかげで、未加工から3年履き込んだかのような、こなれた色落ちが表現されているのです。また、膝のシェービングの位置が高めになっているので、膝下が長く見えるという嬉しい工夫も。無骨な男らしさはありながらも、シルエットは女性的な美しさがあり、スタイルアップも叶います。

 

 

ヴィンテージを忠実に再現するこだわりは他にもたくさん。例えば、素材はジーンズの発祥でもある、アメリカのコットンを使用。丈夫なのにストレッチ性もあって、とても動きやすくなっています。また、ステッチにもコットン糸を使うことで、ヴィンテージの時代ならではの味わいを実現しています。

 

絶妙なボーイフレンドデニム。
フレンドシップアンクルボーイズ¥17,000/çaqu(çaqu room.store aoyama)


まるで彼氏のデニムを借りて履いているかのような、ほどよいルーズ感が魅力のボーイフレンドデニム。スタイルよく見えるように、ヒップ部分を女性に合うシルエットにすることで、お尻を大きく見せない工夫が施されています。

 

足踏みミシンで作られていた時代のデニムは、ステッチにはコットン糸が使われていました。それが時代の変化とともに、生産性が高いポリエステル糸に。しかし『çaqu』では、時間の経過とともに色落ちするコットン糸に着目。ボディ同様に、一緒にヴィンテージ感を演出する上で、とても大切な部分なのです。

 

ボーイフレンドデニムには、サハラ砂漠に近い西アフリカで栽培されている、ブルキナファソのコットンを使用。このコットンは繊維が太く縮れているのが特徴。でも、生地にするとふんわりとやわらかな質感になり、これが快適なはき心地に繋がっているのです。

 

また、こちらのコットンを使用した「フレンドシップデニム」シリーズは、1本につき500円が寄附金に。半分は、コットンの生産地であるブルキナファソに寄附され、教育や生活環境保全のために使われています。半分は、縫製や加工場所である東北被災地へ育英基金寄附されています。

 

日本でこだわりを持って作られている『çaqu』のデニム。シルエットや素材、ウォッシュ加工によって、色々な表情のデニムが揃っているので、自分好みの究極の1本を見つけてください。

 

çaqu room. store aoyama (タンデム)

03-5771-5268

http://www.caqu.jp

 

 

photograph:Hiroshi Nakamura
styling:Saori Ikeda

text:Kisae Nomura

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