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風呂敷の魅力に出会える「風呂敷専門店・東京唐草屋」

  • 2015.3.4
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「風呂敷専門店・東京唐草屋」は、京都に本社を置く1901年創業の風呂敷製造卸問屋「宮井」が、風呂敷の文化を伝えるために開いたお店です。今まで知らなかった風呂敷の魅力に触れることができますよ。

和柄から北欧風デザインまで、さまざまな風呂敷がそろいます

地下鉄東京メトロ日比谷線と都営浅草線の人形町駅A5出口から徒歩ですぐ。ビルが建ち並ぶ一角に「風呂敷専門店・東京唐草屋」はあります。

こちらは京都の老舗風呂敷店が営むお店。店内へ入ると、たくさんの風呂敷が美しくディスプレイされています。民芸運動に関わった人間国宝の芹沢銈介氏や、作家で着物デザイナーでもあった宇野千代氏のシリーズ、「ふろしきデザインコンペ」(日本風呂敷協会主催)で受賞した大学生の作品を商品化したものまで、さまざまな作品が置かれています。また、伝統的な和柄だけでなく北欧風のポップなデザインのものや洗濯も可能な水を弾く撥水生地のものなど、新しさが感じられる商品も、数多く並んでいます。

包み方を教えてもらうこともできます

こちらのお店では風呂敷の販売だけではなく、包み方のレクチャーもしています。ディスプレイで気になる包み方があれば、その場で気軽に教えてもらえます。

早速、瓶2本を包んだ「合わせ包み」という包み方を教えてもらいました。瓶2本を左右に倒して風呂敷をくるくると巻きつけ、両端から瓶を起こして、結んだ端が縦にならないようしっかりま結びして完成です。使用した風呂敷は、包み方次第でいろんな表情を見せる「アラベスク(ローズ)」(2700円)。1本を包んでも色や柄が美しく映えます。

次は、風呂敷をバッグの形にできる「シンプルバッグ」という包み方です。裏返しに広げた風呂敷を三角になるように折って、左右の両端をそれぞれ裁縫の玉どめの要領でひとつ結びし、裏返して残った先端同士をま結びします。一見難しそうですが簡単に実践できるので、ぜひ試してみてください。フィンランドの温かみのあるデザインを織り交ぜた「カーロ」シリーズ「コトカ(90cm)」(3240円)を使うと、モダンで洋服にも合わせやすいですよ。

ティッシュ箱も風呂敷の両端を結ぶだけで、簡単に包むことができます。東日本新幹線をモチーフにしたポップなカラーの「ならび(50cm/赤)」(864円)を使えば、インテリアとして部屋の雰囲気を明るくしてくれそうです。

本格的に習いたい人は、同じ建物内で月に数回、「日本風呂敷協会」の講習会「包み方教室」も開催されているので、HPで日程をチェックして参加してみるのもおすすめです。

風呂敷の包み方は無限大。その奥深さを体感してみませんか。

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