1. トップ
  2. メイク
  3. 「フード」を着る日のメイクはどうする? えみ流MIX術をスタイリングの参考に

「フード」を着る日のメイクはどうする? えみ流MIX術をスタイリングの参考に

  • 2018.9.29
  • 1956 views

「MAQUIA」11月号の人気連載『えみと、メイクと、ファッションと。』では、カジュアルな印象の強い「フード」を大人っぽく仕上げるえみ流MIX術を公開。

― THIS MONTH THEME 

MIX感のある
フード
×
メイクアップアーティスト
SHINO ARIIZUMIさん

ブラウンワントーンメイク


“あえて”のMIX感で
大人のムードを醸したい

えみ なんかフードって好きなの。あったかいでしょ? 首回りに何かあることで落ち着くし、かぶると寝られるし。
SHINO なるほど、確かに(笑)。
えみ でもなかなか大人っぽいのがないなぁと思っていて。やっぱり“フード=パーカ”のイメージが強いし、若めのものでまとめちゃうとチープな感じになっちゃうことも。だから、MIX感を狙いたいかな。
SHINO 確かにそれポイントだよね。スタイリングのイメージから、なんとなくブラウンのワントーンがいいかなって思って。でも赤みのあるテラコッタっぽい色にしたからぼんやりなじみすぎず、主張があるってことも重要。テクスチャーもツヤ、シアー、マットと変えて目元に奥行きを出したり。
えみ そうそう。下まぶたは抜いて、ドール感とかストリートな感じも今回は排除。
SHINO リップは最後まで迷ったけど、ウェーブヘアで存在感を出したからヌーディなままでいっか!ってことになったんだよね。
えみ うん。カジュアルなディテールでも大人っぽく、成熟したいわけです(笑)。



「茶系ワントーンの中にも
色と質感に変化を持たせて
奥行きのある眼差しに」
BY SHINO ARIIZUMI


メイクアップアーティスト
SHINO ARIIZUMIさん

化粧品会社に勤務したのち、ロンドンにてアシスタント、フリーで活動し腕を磨き、2014年に帰国。卓越した技術とセンスの良さから、雑誌や広告等活躍の幅を広げている。


MAKE-UP POINT

部分で茶系シャドウを塗り分ける

Aの赤みブラウンaを目頭にのせ、bのシアーベージュを黒目の上まぶたの黒目上まで広げる。

マットなキャメルで目尻側に影を

Bをブラシにとり、上まぶたの黒目上から下まぶたの黒目下まで、目尻側をぐるりと囲んで。

A 赤みが混じる、使いやすいブラウン系がセットに。アイ カラー クォード 4A ¥9000/トム フォード ビューティ

B マットで落ち着いた温かみのあるキャメルカラー。ザ アイシャドウ プラリネ ¥2000/アディクション ビューティ

C 小さいブラシにとり、上目尻に影のようにさりげなく入れて。ベルベットシャドースティック 8269 ¥3200/NARS JAPAN

D 頬のくぼみに沿って、ブラシを往復させるように塗布を。サンウォッシュディフュージングブロンザー 5167 ¥4300/NARS JAPAN


E ブラシにとって唇の形にあわせてのせる。ルージュ ヴォリュプテ シャイン 47 ¥4100/イヴ・サンローラン・ボーテ


MAQUIA 11月号

モデル/鈴木えみ(マキアミューズ) 撮影/toki ヘア/大城祐樹〈AVGVST〉 メイク/SHINO ARIIZUIMI 〈Y'sC〉 スタイリスト/Shohei Kashima〈W〉 構成・文/森山和子 企画/吉田百合(MAQUIA)


【MAQUIA11月号☆好評発売中】

元記事で読む
の記事をもっとみる