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目の不快症状をやわらげる食事とハーブ

  • 2018.9.29
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強い紫外線の影響やスマホやパソコンの使用により、目の疲れを感じている方が多いかと思います。目が疲れていると一気に老け顔になってしまいます。目への刺激を避け、疲労を回復させる食事を摂り、目の不快症状をやわらげましょう。

ブルーライトの影響から目を守る

パソコンやスマホを長時間続けて使用すると、まばたきの回数が減り、涙の量が減って目が乾いてしまいます。パソコンやスマホの画面を長時間見続けない様に注意し、時々遠くを見たり、目を閉じて休ませるようにしましょう。

特に電車などで移動しながらスマホを長時間使用すると眼や脳が疲れるので、時々目を休め、電車の窓から外を眺めると良いでしょう。自然の植物の緑色は、色の陰影が目に心地よく、気持ちを穏やかにさせる効果があります。身近に緑を置いたり、目に癒しを与える事も大切にしましょう。

目の疲れに現れる不調

メガネやコンタクトが原因で目が疲れる事があります。目が疲れやすい、ものが見えにくいという時は、眼鏡やコンタクトの度が合っていない場合があります。

また、血糖値が上がっている、脳の不調により目に不調が現れる事がありますので、気になる症状がある場合は、医師に相談しましょう。

目の不快症状におすすめの食材

●目の疲れにはビタミンA

緑黄色野菜(人参、ほうれん草、小松菜、かぼちゃ、ブロッコリー)、レバー、乳製品、うなぎなど。

ビタミンAは、油脂と一緒に摂取すると吸収効率が高まります。

●目の老化予防に有効なタウリン

貝類、たこ、イカ、海老、魚の血合い

●目の疲労回復に効果があるアントシアニン

ブルーベリー、ぶどう、小豆、黒豆

目の疲れに良いハーブティー

● パッションフラワー

「植物性の精神安定剤」と呼ばれ、精神的な緊張やそれに伴う頭痛や不眠などに良いハーブです。神経の疲れからくる目のトラブルにも役立ちます。

パッションフラワーの成分に含まれるアルカロイドが興奮しすぎた交感神経中枢を正常に整えてくれます。単独だと飲みにくいので、ジャーマンカモミールなど鎮静系のハーブと合わせると良いでしょう。

眠気を誘うので運転前や抗うつ剤との併用は避けましょう。

●アイブライト

古くからあらゆる目のトラブルや視力低下予防に効果があるとされているハーブです。パソコンやスマホなどの使用による目の疲れを防ぎ、目の充血を改善する他、鼻や喉の粘膜に働きかけるので花粉症の症状を落ち着かせる為にもおすすめです。

頭をスッキリさせ記憶力や判断力を高める働きもあります。

ハーブの取り入れ方

●ハーブティー

ハーブ3gをティーポットに入れ、熱湯200mlを注ぎます。

3~5分抽出し、カップに注ぎます。

●アイパック

疲れた目にはホットタオルをあてたり、市販されているホットパックを使うと良いですが、ハーブや茶葉を使用しても良いでしょう。

冷めたアイブライトティーやローズウォーターをコットンに含ませ、目を閉じた瞼の上に置きます。これらは収斂作用があるので、デリケートなお肌にも優しく作用します。

使用済の紅茶のティーバッグでも行えます。アイパックは目の疲れだけでなく、浮腫みの解消にも効果的です。冷めたティーバッグを瞼の上に5分置きます。短時間で出来るので、飲み過ぎた翌日の朝にもおすすめです。

監修・文章/宮本そのみ(管理栄養士)

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