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江戸時代から愛され続ける純手焼きかすていら専門店

  • 2018.9.28
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岐阜県恵那市岩村町にある「かめや」では、ポルトガルより長崎に伝わった昔ながらの製法でカステラを作り続けています。和の空間でいただくカステラは特別な味に感じることでしょう。おすすめメニューやポイントをご紹介します。

カステラ好き必見!老舗の和洋菓子店「かめや」

老舗のカステラ店「かめや」

「かめや」は江戸時代から続く老舗の和洋菓子店で、カステラを中心に扱っています。伝統的な手法で作られたカステラは、しっとりふわふわ。わざわざ遠くから足を運ぶ方もいる人気店です。

「カステラCafeカメヤ」

併設しているカフェ「カステラCafeカメヤ」では、「かめや」で作られた絶品のカステラをその場でいただくことができます。まさに和の空間でいただくカステラに舌鼓を打ってくださいね。

「かめや」の名前の由来

明治維新以降、外国の方相手に商売することが多かったそう。外国の方がお店に足を運んでもらえるようにと、“いらっしゃい”という意味を持つ「Come here(カム ヒア)」から、本物の発音に近い「カメヤ」を屋号にしました。

城下町・岩村町に佇む古民家カフェ

古き町並みが残る城下町

「かめや」がお店を構える岩村町は、中世の日本三大山城「岩村城」の城下町として栄えた場所。瓦屋根や町家などが残り、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されています。

和の趣あふれる外観

もともと岩村町にお店があった「かめや」ですが、2016年に今の場所に移転しリニューアルしました。歴史を感じさせる趣のある外観をしており、お店の前でも写真を撮りたくなります。「カステラCafeカメヤ」は城下町にぴったりの古民家カフェです。

お座敷がポイントの内観

一歩店内に入るとまさに“和”の雰囲気に包まれます。テーブル席のほかお座敷もあるので、こちらでいただくのがおすすめです。

寛政年間に作られた朱色の高膳でカステラをいただけば、普段のカフェとは違った気分を楽しめることでしょう。江戸時代から受け継がれた味・雰囲気を満喫してくださいね。

伝統製法で焼き上げるこだわりのカステラ

岩村町のカステラ

カステラはポルトガルから長崎に伝わった南蛮菓子のひとつ。勉強のために長崎を訪れた岩村町のお医者さんが、戻るときに岩村町へカステラを伝えたと言われています。

一本一本銅板で焼き上げる伝統的な製法を用いているのは、日本中探しても岩村町にあるカステラ店だけ。熱伝導率が高い銅版を使って焼き上げることで、カステラに均等に熱が入るのだそう。

職人技を目の当たりにして

「かめや」3代目を継いだ山村さんは、東京で修業した経験のある職人です。伝統的な作り方が見られるようにと、「かめや」では厨房をガラス張りにしています。ぜひ実際に見てみてくださいね。

カステラ3種を味わえるおすすめのセットメニュー

「かすていら3種と和紅茶のセット」

数あるメニューのなかでもおすすめは、「かすていら3種と和紅茶のセット(800円)」。こだわりのカステラ3種と、伊勢神宮の奉納茶・和紅茶を一緒にいただけます。

和紅茶は単品で650円ですが、甘味と一緒にオーダーすると50円引きになるお得なセットメニューです。

カステラの味は当日のお楽しみ!

カステラはプレーンや抹茶など全部で7種類がラインナップしています。そのなかから3種類がセットメニューとして提供されるので、どんな味を堪能できるかお楽しみにしていてくださいね。

午前中限定メニュー「焼き立てかすていら」

「カステラCafeカメヤ」のおすすめの時間帯は午前中(9:30~11:30)。毎日焼き上げるカステラの焼き立てを味わえる「焼き立てかすていら」は午前中限定メニュー。

釜から出したての焼き立ては、通常のカステラ以上にしっとりしています。抹茶や和紅茶などフレーバーもしっかり感じることができますよ。早起きしてぜひ味わってみませんか。

恵那市の美味しいカステラを食べ逃がさないで

NHK連続テレビ小説「半分、青い」の舞台・岐阜県恵那市を巡るなら、「かめや」のカステラは食べ逃がさないでほしい逸品。カフェを満喫したあとは、お土産にカステラなど「かめや」自慢のお菓子をお持ち帰りしましょう。

スポット情報

  • スポット名:かめや/カステラCafeかめや
  • 住所:岐阜県恵那市岩村町291
  • 電話番号:0573-43-2208
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