「自分を知るって大事だな」。新しいiPhoneとApple Watchの発売に寄せて。(Maya Nago)


「自分を知るって大事だな」。新しいiPhoneとApple Watchの発売に寄せて。(Maya Nago)
2018.09.21 17:00
ファッションディレクターの増田も、スティーブ・ジョブズシアターでの熱狂についてすでに書いておりますが、iPhone XS、iPhone XS Max、そして第4世代のApple Watchがついに発売されましたね。私はガジェットギークではまったくないのですが(未だにiPhone 6sを使用しているくらい)、さっそく使用する機会に恵まれましたので、今回はオフギークな視点で、その感想を綴りたいと思います。

進化の功労者は、機械学習!


まずはiPhoneから。


正直、そこまで新しいモノ好きではない人にとって、一見して「iPhone X」と新発売のXSシリーズの違いってわからないと思います。私も見ただけでは「へー」という感じでした。もちろん、今回新たに加わったゴールドのカラバリは、「ステキな色だな!」と心浮き立つフィーチャーですが、とはいえ、機能としてはさほど変わらないのだろう、と思っていました。


しかし。実は全然そんなことなかったのです。


わたしが一番感動したのは、iPhoneを司るチップの劇的な進化。これまでも、iPhoneのチップはすばらしく高度だったのが、このXSシリーズでは、さらに高度かつ高速、そして「効率的」になっています。それを支えるのが、機械学習の最新技術。これを搭載したことで、なんというか、すべてにおいて「奥行き」が広がったとでもいいましょうか。iPhoneは、とてつもなく賢くなってしまったというわけなのです。それがユーザーにとってどんな恩恵をもたらすのか。以下、わたしに響いた2点です。

その1:セキュリティの強化。


顔認識搭載はもはやiPhoneに限ったことではありませんが、今回のFace IDは、これまでと比にならないほど進化しています。


- 暗い部屋でも、赤外線カメラによってFace IDが解除できる。


- 立体と平面を見分けることができるため、写真でなりすましができない。


- 目を開けているかどうかを識別するので、寝顔でもロック解除できない(寝ぼけて瞼が閉じそうになっている場合は、目を閉じていると認識されがちらしいので、要注意)。


- ハリウッド映画に使われるマスクなどで勉強させているため、XSのFace IDは、どんな精巧な蝋人形でも騙されない。


- 白塗りを施したときとメイクを落としたときの歌舞伎の役者の顔を、同一人物と認識できる。


ちなみに、わたしは自宅ではメガネ派ですが、メガネなしのすっぴんでFace IDを登録し、メガネあり、メイクありの状態でロック解除を試みたところ、瞬時にわたしだと認識してくれました。とにかく早い。なんか嬉しい。すべての人にとって、今のところ、ここまでのセキュリティは必要ではないかもしれませんが、Apple Payを使っていたり資産管理をスマホでやっている人などは、絶対XSを入手すべき! と強く思いました。

その2:カメラの進化。


すでにご存知の方も多いとは思いますが、XSのカメラの進化は、ちょっと次元が違います。それもこれも、機械学習の賜物。というのも、これまでスマホのカメラは光学技術に頼っていたわけですが、機械学習が入ったことで、ありえない写真が実現できるようになってしまったのです。


- 優れた人間の処理能力に近づくべく、1枚の写真に1兆もの処理ができるようになった。一度に合計8枚の画像をリアルタイムで加工するため、例えば逆光で撮影しても、ものすごく繊細かつ緻密なディテールまで映し出すことができる。


- ポートレートがすごい。世界中の優れたレンズ、あらゆる条件やシーンを学習させたことで、どんな状況下でも、人物と背景の奥行きを判別して、背景をとても自然な感じでボケさせることができる(あるいは後で絞り込むことも可能)。しかも、Selfieでも同じことをやってのけてしまうため、もはや自撮りに見えない。


- 静止画同様、ビデオがすごい。セカンダリーフレームも使って撮影した素材をリアルタイムで合成するため、劣悪な環境であっても、静止画同様の美しすぎる動画が撮れる。ものすごく複雑な4Kビデオも然り。


- 加えて、ビデオの音も素晴らしい。マイクがステレオになったため、まるで録音機材を用いたかのような臨場感ある音が録れる。


付随して、ARも半端ないです。わたしはゲームはやりませんが、「なんという没入感!!」と感動してしまいました。人間の処理能力にどんどん近づいてきたな、iPhone。

Series 4は、とってもやさしい。


そしてそして、もう一つのビッグローンチが、新Apple Watchですよね! 初代エルメスモデルの発売時から、買おうか迷ってかれこれ3年。時計には、時間を表示する機能さえあればいい(というか、むしろそれ以外は欲しくない)と思っていたので、手を出さないまま時が流れていったわけです。けれど、このSeries 4を知ってしまったら、自分はもちろん、娘にも両親にも買わないと! と、なんだか焦ってきました。


それはなぜかというと、ずばり「健康と安心」のため(デザインの素晴らしさは一目瞭然なので、ここでは割愛します)。歳を重ねると、どうしたって身体のいたるところに不具合が生じてきます。わたしのとても勝手な解釈では、自分の能力や体力に対する脳の設定が若いときのまま更新されていないため、つい、10年前(あるいはそれ以上)と同じことをやってしまっては(例えば徹夜とか、無理な運動とか)、体にひどいパンチを食らうということが度々ありました。


けれども、このApple Watchは、否が応でも「リアルなわたし」をお知らせしてくれるのです。


例えば、心拍センサー。このApple Watchにはデジタルクラウンとセンサーに電極が埋め込まれていて、血圧が弱い人もタトゥーが入ってる人でも、より正確に心拍数を計ることができます。さらに、仕事に集中しすぎて座りっぱなしの時には、アラートを送ってくれるのも素晴らしい。座り続けることの健康被害がいろいろなところで叫ばれていますが、Apple Watchを着けていれば、自分の習慣に気づくことができるので、少なくとも意識が大きく変わりそうです。


また、デフォルトで入っている呼吸アプリは、いかにもマインドフルネスなお花のアニメーションに合わせて呼吸を整えることで、ストレス軽減に役立ちます。呼吸を軽視してはいけません。仕事中、つい熱中しすぎるあまりに気づいたら呼吸が浅くなっていた、なんてことは誰にでもあると思うのですが、浅い呼吸&座りっぱなしのダブルパンチが脳に良いわけありません。当然、フレッシュなアイデアが浮かぶはずもありません。けれどそれも、このアプリに身を任せれば、大きく改善されるはず。しかも、この第四世代に搭載されているWatch OS5には、さまざまなタイプのヨガの消費カロリーが測定できるアルゴリズムが搭載されているため、正しい呼吸法マスターのために、ヨガを始めてみるのもいいかもしれません。

転ばぬ先の杖、転んだときのApple Watch。


さらに「安心」のために、転倒検出機能まで搭載されています(65歳以上の方は、この機能が自動でオンになるようです)。これは、腕の動きと衝撃によって転んだかどうかを見分ける転倒アルゴリズムによって可能になったフィーチャーで(4泳法を識別できるそう)、転倒したと判断されれば、「救急車を呼びますか?」という通知がきます(「いいえ」を選べば、不必要に救急車を呼びつけなくて済みます)。通知がきてから60秒間返答をしなければ、大きなアラートが鳴ったあとに、位置情報をベースに救急車を呼んでくれるという、なんとも頼もしい相棒なのです。もちろん、そうなると緊急連絡先に連絡が入るので、本人だけでなく家族も安心。


自分を知るということは、ときに目を背けたくなるような現実に晒されて辛くもあるし、過酷でもある。けれども、より効果的な予防や対策を講じるため、ひいては、より豊かで楽しい人生を手に入れるためには、やはり避けては通れません。Apple Watch Series4は、「自分を知る」という大切な行為を、こっそり優しく促してくれる、人生の良きパートナーなのだと実感しました。

Text: Maya Nago

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