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地図にない“幻の里”でほっこりティータイム♪お茶農家が営む隠れ家カフェ 静岡「グリーンエイト」

  • 2018.9.19
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日本一のお茶どころ静岡県。県内では、それぞれ特色あるお茶が作られていますが、清水にある両河内は、地図上に存在しない不思議な銘茶の里です。「グリーンエイト」は、そんな両河内産のお茶や和紅茶をしめるお茶農家直営カフェ。ちょっぴり不思議な銘茶の旅へおでかけしてみませんか?

地図にない“幻の里”でほっこりティータイム♪お茶農家が営む隠れ家カフェ 静岡「グリーンエイト」
地図にない“幻の里”でほっこりティータイム♪お茶農家が営む隠れ家カフェ 静岡「グリーンエイト」

自然豊かな幻の里へ!

地図にない“幻の里”でほっこりティータイム♪お茶農家が営む隠れ家カフェ 静岡「グリーンエイト」
清流として人気が高い興津川

新東名高速の「清水いはらIC」から約15分。「グリーンエイト」は、鮎釣りで知られる興津川の最上流、静岡県清水区の両河内に位置するお茶カフェです。

実はこの両河内という地名は、地図上に存在しません。かつては両河内村という地名があり、そこに暮らすたくさんの農家さんがお茶を作ってきましたが、平成の大合併により静岡から「村」が消失。名前はなくなっても、静岡では「両河内茶」という呼び名で愛され続けているのです。そんな両河内茶は、静岡の茶市場で、39年連続最高値を記録する静岡屈指の銘茶!

古民家の古材を活かした温もりのある雰囲気

地図にない“幻の里”でほっこりティータイム♪お茶農家が営む隠れ家カフェ 静岡「グリーンエイト」
木材がふんだんに使われ温かな雰囲気

両河内にあるお茶工場の事務所を改装して、2015年に作られたのが、カフェ「グリーンエイト」。まだオープンして3年目ですが、「あの両河内茶を気軽にいただける!」と評判になり、お茶好きが集う人気店になりました。

古民家の梁や建材などを利用して作られた店内は、しっとり落ち着いた大人の雰囲気。また、カフェで飲める両河内茶は、お店で直接購入もできます。

地図にない“幻の里”でほっこりティータイム♪お茶農家が営む隠れ家カフェ 静岡「グリーンエイト」
「グリーンエイト」代表の北條宏樹さん

グリーンエイトでは、お茶にまつわるストーリーを、お客さんに伝えることを大切にしているのだとか。例えば、朝夕の霧や優しい日差しを浴びて育った両河内茶は、雑味が出にくく、旨味や甘みを感じられるお茶に育ちます。その後、お茶師が丁寧に製茶することで、ピンと伸びた美しいお茶になるのだとか。このように、1杯のお茶にこめられた農家の方の想いを知ることで、お茶の時間がぐっと楽しくなりますよね!

両河内茶をゆっくり味わおう

地図にない“幻の里”でほっこりティータイム♪お茶農家が営む隠れ家カフェ 静岡「グリーンエイト」
ことりっぷ

定番メニューのイチオシは、八十八夜の成熟した新芽を手摘みした上級煎茶と、和菓子がセットになった「興津川」800円。このお茶は、一煎目と二煎目の味や香りの違いを感じながら、ゆっくり味わうことができます。

見た目は薄いグリーンなのに、味はしっかり濃厚。飲んだ後で、しばらくの間うっとりするような香りが余韻として残ります。

冷やした和紅茶も人気

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ことりっぷ

グリーンエイトでは、冷やしたオリジナルティーの和紅茶もおすすめです。一番人気は二層になった「あおりんご和紅茶」。すっきりした「つゆひかり」の和紅茶と、あおりんごシロップを混ぜることで味わいが変わります。パッケージがスタイリッシュなので、お土産にもぴったりですね。

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