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和の素材でしっとりもっちもち!「おからと甘酒のもっちりケーキ 」【今日の時短ごはん Vol.85】

  • 2018.9.19

こんにちは。料理研究家の越野美樹です。
秋も深まり、焼き菓子が恋しい季節ですね。バターや卵をたっぷり使ったお菓子もおいしいですが、今回は小さな子のおやつにも安心の素材で作る「おからと甘酒のもっちりケーキ」をご紹介します。



今回ご紹介するケーキは、お砂糖を使わずに米麹の甘酒のやさしい甘さで作る食事系ケーキです。塩ケーキ、ケークサレのような甘さ控えめでさっぱりしたケーキですが、おからを加えることでもちもちの食感になり、満足度が増します。

バターの代わりに菜種油を使っているから、さらにヘルシーですよ。日本で古くから用いられて来た食材、米麹の甘酒×おからで作るケーキ。甘いおやつが食べたいときに、罪悪感を感じず、小さい子にも安心して食べさせてあげられますね。



おからは豆腐を作るときにできる副産物でいわばカスなのですが、豆乳よりも栄養価が豊富に残っています。豆腐製品を食べることはあってもなかなかおからを食べる機会がないかと思いますので、おやつでおからの栄養がとれたらいいですよね。しっとり、もちもちの食感が楽しめる「おからと甘酒のもっちりケーキ」なら、おから独特の香りも気にならず、さっぱりといただけます。


■おからと甘酒のもっちりケーキ

調理時間 25分

レシピ制作:藤野料理教室にじ 越野美樹


<材料>16cm丸形1個分
米麹の甘酒 100g
豆乳 40g
菜種油 40g
メープルシロップ 20g
レモン汁 小さじ1
おから 40g
塩 ひとつまみ
薄力粉 60g
ベーキングパウダー 小さじ1


<作り方>



1、大きめのボウルに薄力粉とベーキングパウダーをふるい入れる。

2、別のボウルに米麹の甘酒、豆乳、菜種油、メープルシロップ、レモン汁、おから、塩を入れて泡立て器などでよく混ぜる。

3、1に2を入れてゴムベラなどで縦に切るようにさっくり混ぜる。

4、丸型に流し入れ、180℃に熱したオーブンで15分ほど焼く。

5、粗熱が取れたら型から外し、冷ます。


素朴な食材、おからを使っていることを忘れてしまうくらい、ふんわりもちもち食感のケーキ。小さい子向けのやさしい甘さなので、大きい子や大人が食べるときには、後からメープルシロップはちみつクリームなどを添えて召し上がれ!

ケーキの焼き具合は、お手持ちのオーブンによって火の入り具合が全く異なります。竹串などを刺してみて、生地がついてくるようでしたらあと5分くらい追加して焼いてくださいね。


■「おからと甘酒のもっちりケーキ」のアレンジ例

●アレンジ例



さっぱりとした味わいの「おからと甘酒のもっちりケーキ」。クリームフルーツを添えてデコレーションすることで、バースデーケーキにも使えます。お子さんと一緒にデコレーションを楽しんでくださいね。



体にやさしい素材を使いながら食感も良く、どっしりと満足感も味わえる「おからと甘酒のもっちりケーキ」。シンプルなケーキは、日々のおやつに最適です。和の素材を使ったケーキ、ぜひお試しください。

(越野 美樹)

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