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あらゆるシーンで必要! 子どもの成長を記録する“母子手帳”の活用法

  • 2015.3.3
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【ママからのご相談】

妊活中ですが、この前陽性反応がでました。母子手帳はいつごろもらえるのでしょうか。手帳には何が書かれているのでしょうか? 無いとダメなんですか? ぜひ教えてください。

●A. 交付は自治体によってさまざま。お住まいの地域の情報を調べてみましょう。

ご相談ありがとうございます。ママライターの*SARASA*です。

母子手帳の交付方法は自治体によって異なります。医療機関で妊娠届出書が発行されてから任意の場所に提出して交付される地域や、医療機関の診断書を必要としない“自己申告制”のところがあります。交付場所は、保険センターや市役所の窓口などが多いそうです。まずは、お住まいの地域の情報を入手してくださいね。

●母子手帳とは

お住まいの市町村の役所や保健所などで交付される“母子健康手帳”のことです。妊娠の経過から、お子さんの出産時の様子、小学校入学までの健康状態や発育、発達、予防接種の記録などを記入していく欄があります。

出生届け済証明の欄もあり、命名のときはこの手帳を役所に持って行き、証明印を押してもらうとても大切な手帳です。子育てアドバイスなどなども書かれているので、ちょっとした育児書としても活用できますよ。

●大切! 補助券妊婦健康診査受診票

母子手帳と同時に妊婦健診の基本検査費、血液検査にかかる費用が助成される“補助券妊婦健康診査受診票”も交付されます。妊婦健診は、実は保険が適用されません。実費であれば通常の健診内容でも1回5,000〜1万円程度かかるそうです。これからなにかと入用なとき。無駄な出費は避けたいものです。なくさないように大切にしておきましょう。

また他にも、妊婦、新生児訪問指導のお知らせや、産後ヘルパーなど行政のサービスを受ける際に必要な書類なども一緒に渡されることがあります(自治体によりまちまちです)。母子手帳とともに目を通し、大切に保管しておきましょう。

●母子手帳はお子さんの成長とともに長~く使うパートナー

交付された母子手帳は、ママが妊娠中は産院の受診時には必ず持参し、経過を記録していきます。外出先での急なトラブルにも対応できるように、出かけるときは必ず鞄の中にいれておきましょう。

お子さんを無事出産した後は、お子さんの定期健診の記録帳になります。体重、身長、胸囲や栄養状態、歯の記録や指導事項、予防接種の記録など、成長がまとめられます。ちょっとした育児中の感想や、出来事も記録しておくと、見返したとき楽しいものです。事故や病歴などもこの手帳に書き留めておくとよいでしょう。

職場復帰の際、母子健康手帳のコピーの提出を求められたり、保育園や幼稚園や小学校へ入学するときに予防接種歴や、出生時の記録を確認する必要があったりと、成長してもこの手帳はまだまだ活躍します。中学校に入っても予防接種がありますが、そのたびに手帳の提示を求められるのです。

母子手帳は、お子さんの成長とともに実に15年以上もお付き合いする大切なもの。母子手帳カバーなども活用して大切に扱いたいもの。カワイイものもたくさんありますよ。どうぞ体を大切に。

【参考リンク】

・母子健康手帳について | 厚生労働省

●ライター/*SARASA*(ママライター)

母方、父方とも子沢山の家系に恵まれ、現在4児の母。魚類、両生類中心飼のアクアリスト。猫の額ほどの敷地でプランター菜園を勤しむ。趣味は俳句。フリーライター/占い師としても活動中。

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