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グルメなあの人と。 秘密にしたい、いいお店。Hanako編集部が推薦する、一度は行きたい東京の”美味しいお店”とは?

  • 2018.9.14
Hanako.tokyo
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2018.09.14

グルメなあの人と。秘密にしたい、いいお店。Hanako編集部が推薦する、一度は行きたい東京の”美味しいお店”とは?

美味しいお店には困らない東京。そんな都内で隠れるような立地、店構えでありながらその美味しさから注目されているお店があります。人には秘密にしておきたいような、とっておきの2軒をご紹介。東京グルメの最先端をご賞味あれ。

ニュートラルな感性で挑むTokyo styleの仕掛け人の店。〈salmon & trout(サーモン&トラウト)〉/下北沢

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オーナーシェフは30歳になったばかりの森枝幹さん。シドニーの名店〈テツヤズ〉で修業し、帰国後は和食やモラキュラー料理を勉強。屋台を運営したことも。作る料理もキャラが立っている。「秋刀魚とむかごのフィッシュ&チップス」に、手掴みで皮ごといただく「キウイとコリアンダーのサラダ」、「フランボワーズソースが彩るアートのような鹿カツ」。その振り幅に驚かされる。

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ペアリング込みで10,000円の基本のコースより、「根セロリと牡蠣」と「カ・デ・ノーチ デフラテッリ(2010)」。厚岸産の牡蠣にファーマーズマーケットで買い付けた有機栽培の根セロリ。赤ワインビネガーと胡椒が効いたスパイシーな口当たり。合わせたのは熟成感と酸味が心地よいスプマンテ。

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「フィッシュ&チップス」と「PUNK IPA」。根室産の秋刀魚は骨を抜いて、身を特殊な手法で密着させている。クリスピーな歯ごたえは、小麦粉に、あるものを混ぜているから。季節ごとに魚の種類が変わる。

「〇〇料理って括られたくない」と、炭水化物は出さない。場所も、銀座でも青山でも、代々木八幡でもなくて、下北沢から15分の代沢の住宅街。それでも連日満員、行きたい人がわんさか。

(Hanako1123号P22掲載/photo:Kazuhara Igarashi edit&text:Hiroko Yabuki)

燻製とワインでまどろむ、隠れ家でのひと時。〈三軒茶屋燻製201号室〉/三軒茶屋

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看板のない隠れ家的な燻製専門店。サクラのスモークウッドを使い、30℃以下にキープしながら、素材を4〜16時間以上かけて燻す冷燻法だから、たらこやサーモンなども生のままで旨味を凝縮、食材そのもののおいしさを堪能できる。

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ふくよかな香りと旨味をまとった燻製焼きチーズは、「オヴェハ・ネグラ」などコクのあるワインと。グラスワイン680円〜。

(Hanako1120号P86掲載/Hanakophoto:Kenji Nakata text:Mikiko Okai, Momoka Ohba)

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