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ダイエットにまつわる6つの噂を検証!「お酒は絶対にNG」はウソor本当?

  • 2018.9.10
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お酒を飲む女性たち

【カン違い1】食事よりもお菓子が大好き!だから、サプリで栄養素をとればOK!

サプリメントを飲む女性

×サプリ単体でとっても吸収されません
「サプリメントはあくまでも栄養を補助するためのもの。通常の食べものとはちがうので、サプリだけをとった場合、消化器系が食品と認識せずに吸収が悪くなる可能性があります。体に吸収されないと意味がありません。食事と合わせてとれば、胃の中で食事としてとったものと一緒にかくはんされ、小腸でともに吸収されるので効率的です」(伊達先生)

【カン違い2】1日の総カロリーを1500kcalにすれば、夜中に食べても大丈夫!

×夜中は脂肪をため込みやすいので注意!
「体の働きは1日の中で一定ではなく、夜中は脂肪として蓄えようとする働きが高まるとき。1日の総カロリーをおさえても、この時間、甘いものやスナックなど、糖質や脂質の多い食品をとると太りやすくなると言えます。
消化器官も休んでいるときなので、酷使すると胃もたれなど不調を起こすことも。夜遅く食べるのは避けて」(金丸先生)

【カン違い3】低カロリー食材だから、量をいっぱいとってもOK

×たくさん食べないと満足できなくなる危険性が…!
「食事量で胃の大きさは変わりませんが、見た目の分量を多く食べるのがクセになるこわさがあります。たとえば低カロ麺をたっぷり食べていると、麺をパスタに戻しても同じかさを食べないと満足できなくなるのです。低カロでも、意外とカロリーを摂取している場合も。むしろ、よくかんで食べる習慣をつけたほうがやせやすいですよ」(金丸先生)

【カン違い4】体重を毎日計って増えていたら、すぐに食事を減らす!

【カン違い4】体重を毎日計って増えていたら、すぐに食事を減らす!

×増えた原因が思いあたれば、3日~1週間かけて調整して
「宴会があった、外食をしたなど、体重増加の原因に心あたりがある場合は調整して。
とはいえ、翌日1食抜くというのはむしろ太りやすくなるかも。1週間、毎食のごはんをひと口ずつ減らすなどで十分。心あたりがないときは気にしないこと。むくみなどによっても体重は増えるので、自分の体調を考え合わせて様子をみましょう」(金丸先生)

つづいて、ダイエット中の飲みものにまつわるカン違いをご紹介!

 

 

【カン違い5】低カロ飲料なら、水代わりに1日1~2L飲んでもいい!

ジュースを飲む女性

×甘いもの依存にならないよう、おやつ程度におさえて
「カロリー的に考えれば、2L飲んでもほぼゼロで問題はないのですが、注意したいのはその甘さ。習慣的に甘いものをとり続けると、クセになって、常に甘いものを欲してしまうのです。食事中も満腹感を得るために、甘い低カロ炭酸飲料を飲む人がいるようですが、それはNG。水代わりではなく、おやつ代わりとして考えて」(金丸先生)

【カン違い6】ダイエット中はお酒は絶対NG!

×お酒よりもおつまみに原因があることが多い!
「飲んでも大丈夫です。アルコールのカロリーはエンプティーカロリーといい、すぐに代謝される性質のもの。糖質や脂質摂取時のカロリーと同じように考えないようにしましょう。
熱燗や常温の赤ワインなど体を冷やさないものがおすすめ。お酒よりも、質の悪い酸化した油を使ったおつまみに原因があることが多いのです」(伊達先生)

カン違いしていたダイエットの噂があった人は、正しいダイエットの知識を活かしながら理想の体型づくりに励んでいきましょう!

 

監修/伊達友美、金丸絵里加、取材・文/野上郁子<オフィスhana>

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