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青果店ならではの新鮮なフルーツをレトロメニューで! 赤羽の人気フルーツパーラー〈プチモンド〉の、愛され続ける理由とは?

  • 2018.9.9
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Hanako.tokyo
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2018.09.09

青果店ならではの新鮮なフルーツをレトロメニューで!赤羽の人気フルーツパーラー〈プチモンド〉の、愛され続ける理由とは?

行列ができる赤羽の老舗フルーツパーラー〈プチモンド〉。その人気の秘密は、青果店ならではの新鮮なフルーツを楽しめるラインナップにあり!創業当時から愛され続ける味をご紹介します。

果物からメニューまで、味わいどころが満載。

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赤羽駅から徒歩5分。どこかレトロな趣を残した線路沿いの喫茶店は、連日朝9時の開店直後から客が来店し、11時頃にはほぼ満席となる。その人気店の名は〈プチモンド〉。

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前身は青果店だが、東北新幹線の開通工事による移転を機に、今の喫茶店を開いた。「果物は好きだけど、剥くのは面倒という人にもたくさんフルーツを食べてほしくて」とは、マスターの関元修さん。

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マスター・関元 修/幼少期から、父に果物の目利きを仕込まれる。現在も朝4時に自ら仕入れに出向く日々。

以来35年間、メニューもレシピも変わらぬまま。こちらが、店頭で実際に使用しているメニューの一部だ。

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「フルーツメン」という謎のメニューは、「名前の通り、ひやむぎのフルーツ盛りで、夏に好評です」。「生ジュース」(700円~)や「ホットオレンジ」(680円)も人気。

革のカバーといい、「MENU」のゴールドの文字といい、昭和の高級喫茶店の雰囲気を漂わせるが、実はこれ、関元さんの自作だそう。「赤い背景紙は近所の文房具店、メニューの台紙とカバーは合羽橋で購入しました。料理写真を撮ったのも私です。赤い背景にした理由? 黒い台紙に映えて、おしゃれかなと。実際、オープン当初は『(赤羽なのに)原宿にあるお店みたい!』と、もてはやされたんですよ(笑)」

その当時からの看板メニューのひとつ、フルーツサンドは、「果物のみずみずしさを味わっていただきたいから」と、注文を受けてから作る。

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6~7種類のフルーツと甘さ控えめの生クリームがたっぷり。食べ応え十分。「フルーツサンド」750円(税込)

混雑時は時間がかかることもあるが、一口食べると、口の中に躍り出るかのようにフルーツと生クリームがあふれ、待っただけの甲斐があるおいしさに感動。

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フルーツ、生クリーム、バニラアイスのみで、素材のおいしさが際立つ。「フルーツパフェ」850円(税込)

白シャツに蝶ネクタイという関元さんの出で立ちや、店内に置かれたダイヤル式公衆電話も、この店の風物詩。食べ頃のフルーツと合わせて、味わい深く召し上がれ。

(Hanako1134号掲載/photo : Michi Murakami text : Eri Tomoi)

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