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オスカー女優のヴィオラ・デイヴィス、人種差別による賃金格差を訴える。

  • 2018.9.6
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オスカー女優のヴィオラ・デイヴィス、人種差別による賃金格差を訴える。
2018.09.06 12:00
ヴィオラ・デイヴィスがハリウッドにおける有色人種と白人女優の賃金格差を訴えた。

ヴィオラ・デイヴィス。Photo: Bangshowbiz

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ヴィオラ・デイヴィスがハリウッドにおける有色人種と白人女優の賃金格差を訴えた。『スーサイド・スクワッド』などで有名なヴィオラは、ジェニファー・ローレンスジェシカ・チャステイン、ルース・ウィルソンといったエンターテイメント業界を代表する女性たちが性別による賃金格差を無くそうと取り組んでいる様子を興味深く見ているそうだが、人種による賃金格差もなくすべきだと声を上げた。


ヴィオラは『ヴァラエティ』誌にこう話している。「格差をパーセンテージで提示できないけど、大きいわ。ヒスパニック系、アジア系、そして黒人女優は、白人女優が貰っているほどは貰っていないわ。私たちには才能があるけど、チャンスが足りないの」


さらにヴィオラはこの問題の解決策として、映画やテレビ業界のトップとして力を持つ立場にいる人たちの多様性を挙げている。


「交渉すらできないの。ここハリウッドで女性のイベントにたくさん参加してるけど、女性のCEOやプロデューサー、役員がいっぱい参加しているわ。でも、私は参加した有色人種5、6人のうちの1人に過ぎない」


またヴィオラは、黒人女優が髪の毛など身体的特徴を変えなければならないといった映画の中における有色人種の女性の描き方を変えていくことい特に力を注いでいるようだ。


新作映画『ウィドウズ』(18)の撮影で監督のスティーヴ・マックイーンから天然のアフロヘアーで出演するよう言われたというヴィオラは、「有色人種の人間として、地毛はイマイチとずっと言われてきた。ねじれるほど、醜くなるって。有色人種の女性には様々な人がいることを知らなきゃ。誰もがフォクシー(FOXEY)・ブラウンというわけでなく、ボリュームあるアフロにブラウンや明るめの色の肌をしているわけではないの。普通っぽい女の子もいれば、年配だったり、暗めな肌色の人やナチュラルヘアーな女性もいるのよ」と続けた。

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