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【GO GREEN】今年こそ自転車を趣味に! プロがアドバイスする「最初に揃えたいもの虎の巻」

  • 2018.8.28
Women's Health

楽しかった夏も行き過ぎ、朝晩にはひんやりとする日も増えてきた今日この頃。ウィメンズヘルスならではの夏から秋にかけてのアウトドアプラン、「GO GREEN!」。晴れ渡った蒼穹の下、お気に入りの自転車で軽快に走るのは爽快そのもの。自分にぴったりの一台を選んだら、次に揃えるものは何? 賢いアイテム選びを、人気のスポーツサイクル専門店、ワイズロードお茶の水レディース館に取材!

最初に揃えておきたいのは「ヘルメット・ウエア・グローブ・バッグ」

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「最初に揃えるべきはヘルメット、グローブ、自転車用のウエアです。ヘルメットは必須ではないと言う人もいますが、スピードが出るタイプの自転車に乗るときは落車したときのダメージを考えると、かぶっている方が安全です。今では街乗りでもかぶっている方も多いですし、私たちもお勧めしています」と教えてくれたのは、ワイズロードお茶の店レディース館副店長である山鹿千夏さん。

また最近はデザインや機能に優れたヘルメットがたくさんリリースされている。空気抵抗を減らしたり、サイズを調整するのが楽にできる他、見た目がスタイリッシュで思わずかぶりたくなるものばかり。ウエアや車体とコーディネートするのも楽しくておしゃれ!

初心者こそ使いたいグローブ。その理由とは?

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実はグローブはビギナーにこそ、お勧めなのだとか。「慣れていないうちはハンドルをぐっと力を入れて握ってしまう人も多いんです。手が痛くなったり、擦れたりするのでグローブをつけていた方が楽だと思います」と山鹿さんからのアドバイス。

自転車用ウエアのメリットとコーディネートの「楽しさ」

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ウエアで最初に揃えておいたほうがベターなのが、やはりトップスとボトムス。「街乗りぐらいであればTシャツやカットソーなどでも乗れますが、長距離を走るとなると風の抵抗があるので、自転車用ウエアの方が走れます。また、吸湿や速乾性に優れた快適なものなら汗でウエアが重たくなったりすることがなく、体が冷えづらいので便利です」。落車したときなどを考えても、体を覆ってくれるタイプのウエアを着ていたほうがダメージも少ない。

そして今から秋にかけては暑さや蒸れ、UVが気になるところ。「UVカット素材を使ったインナーやアームカバー、タイツなどはやはり人気が高いですね。自転車に乗っている間はどうしても日差しを浴び続けるので、こうしたアイテムを取り入れて対策している方が多いようです」

コーディネートも自転車ならではの楽しみ方が。「例えば初心者なら車体カラーのうちの1色を取り、その色をベースに組み立てるとコーディネートしやすいかもしれません。トップスやボトムスだけではなく、ヘルメットやグローブ、シューズやバッグなどトータルで考えるとコーディネートの幅が広がります」

「ビギナーだと長時間乗っているとヒップが痛くなる、という声も聞きます。クッション性の高いサドルを選ぶのも手ですが、ヒップ部分にパッドが入っているタイプのボトムスがあるので最初から穿いておくと快適性が増します。後は荷物を入れる自転車用のバッグなどがあれば、基本的なアイテムは揃います。バッグは走行距離や乗る方が持ちたい荷物によってサイズが変わります。ですが、普段遣いのバッグは安定性が悪いこともあるので、例えばメッシュ生地のものなら蒸れにくなどのメリットもあるので、軽い専用のバッグをお勧めします」

自転車の小物はたくさん。長期プランで考えよう

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「自転車用の小物やアイテムは長期的な視野で、段階的に揃えて」と山鹿さん。今は夏物のウエアでも、この先は冬物に変わる。「そうなんです、ウエアはファッションでもあるので、春夏はUVや暑さ、汗対策を見据えたもの、秋冬は寒さや風、乾燥などをケアするものなど目的が変わります」。そのため、一気に全てを買う必要は少ないそう。「最初からフルで揃えようとすると金額もかかりますし、途中で目的が変わることもあります」。例えば当初は気軽に近所を走ったり、中距離の目的地まで行くぐらいだったのが、長距離を走ってみたい、競技会に出てみたいなど自転車の楽しみに目覚めるにつれて“目的”や“目標”が変わることも珍しくないのだとか。「最初は基本的なアイテムを購入し、必要なものや季節性のものは徐々に買い足していくほうがベターです」

自転車を趣味にする場合、関係するアイテムも多々。裏を返せば、それを選んだり揃えていくプロセスも楽しみの一つ。オリジナリティ溢れるコーディネートや小物遣いで、自分だけの自転車スタイルを探してみて!

■お話を伺ったのは……山鹿千夏(やまが・ちか)さんワイズロードお茶の水レディース館、エアロロード・トライアスロン館副店長。船橋店を皮切りにキャリアをスタート。有楽町店、渋谷レディース店などを経て現職に。パートナーの趣味を契機に、自転車の楽しさに目覚めてこの道に進む。自身は競技会などには出ないタイプなので「街乗りでも気軽にご相談ください」と語る。

ワイズロードお茶の水レディース館 全フロアレディース専門のショップ。身長140センチ台からのスモールサイズのバイクも扱い、トレンドを踏まえたウエアのラインナップは充実のひと言。サドルも全てトライアルが可能で、店内の他に貸し出しも可能。ビギナーの希望にも手厚く対応するスタッフと入門者用のワークショップなどもあるので、ぜひチェック!http://ysroad.co.jp/ochanomizu-ladieskan/

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