1. トップ
  2. 恋愛
  3. 災害時は帰宅困難になる可能性も!災害時に子どもの迎えはどうする?

災害時は帰宅困難になる可能性も!災害時に子どもの迎えはどうする?

  • 2018.8.25

自然災害はいつどこで起こるか分かりません。

最近では西日本を記録的な豪雨が襲い、広範囲で甚大な被害をもたらしました。少し前には今まで大きい地震を経験したことのない大阪北部でも大きい地震が発生しました。

共働き世帯の場合、親が仕事中に災害が発生するとすぐに自宅に戻れないという可能性があります。災害が起こった際の子どもの迎えはどうすればよいか、学校・園との連絡方法などを事前にしっかりと確認しておきましょう。

1. 災害発生時は帰宅困難になる可能性

特に都市部での災害発生時は、鉄道網が広範囲でストップすることがあります。一方学校や園が臨時に休校・休園となる場合もあります。共働きの場合、両親共すぐに迎えに行けない可能性があり、実家などに頼れない場合もあります。子どもが学校や園にいる時間に災害が起きた時の対処法を考えておく必要があるのです。

2. 学校や園とあらかじめ連携する

災害が起こって保護者が迎えに行けない事態となった場合、例えば東日本大震災の際は多くの学校や園では子どもの安全を確保して遅くまで保護者の迎えを待っていました。落ち着いて対応することが大切です。連絡する手段があれば時間の見通しを伝えましょう。

日頃から学校や園とやりとりをしておくことが災害の備えとなります。先生や保育士らに、公共交通機関が止まった際の対応をあらかじめ尋ねておきましょう。避難場所などの資料は、コピーを持ち歩いたりスマートフォンなどで写真を撮っておくといざという時安心できます。

公立小中学校の場合は、災害時に集団下校させるか、学校に待機して保護者に引き渡すかなどの判断は、自治体・学校ごととなりますので、確認しておきましょう。緊急連絡を一斉メールする学校も増えています。受信は保護者が事前登録する前提であることが多いため、忘れずに登録し受信確認も定期的に行いましょう。

さらにホームページやNTTの災害用伝言ダイヤルを活用することで、安否や休校情報などを伝える手段を複数もっていると安心につながります。

3. 子どもが留守番する際に決めておきたいルール

小学校高学年以降になると子どもだけで留守番をするケースも出てくると思います。あらかじめ災害時のルールを親子で話し合って決めておき、時々確認することも忘れないようにしましょう。事前に決めておきたいことを挙げます。

(1) 地震発生時の対応を伝える

災害が起きて真っ先に必要なのはとっさに身を守ることです。「テーブルの下にもぐり脚をしっかりつかむ」「座布団やクッションで頭を守る」など、親が体をつかって教えましょう。

(2) 親子で避難場所を確認する

避難場所の確認は最低限必要です。しかし、子どもだけで避難すべき状況かを判断するのは難しく、災害時は道中に危険が潜むこともあります。誰かに相談することができるよう、複数の連絡先を一覧にしておきましょう。

・親の携帯電話や勤務先、祖父母の電話番号やメールアドレスを一覧にしておく

・懐中電灯や簡単な食糧を用意し、分かりやすいところに置く

・近所の知人らに子どもが留守番していることを伝え「避難する時には声をかけて」とお願いする

決めたルールを子どもが実行しやすいように、親は留守番をさせる際は自宅の環境を整えておくことが大切です。

東日本大震災の際、私にはまだ子どもがいませんでしたが、電車で20分程度の職場から帰宅するのに5時間ほどかかりました。子どもがいたら、待たせていたらどうなっていたのだろうと考えると恐ろしく感じますが、そういった事態がいつ起きてもおかしくないことを考えておかねばならないと改めて感じました。

災害時のルールを一度決めていても、日が経つとお互い、特に子どもは忘れてしまいがちです。定期的に親子で確認をし、万が一に備えておきたいですね。

元記事で読む
の記事をもっとみる