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大海原を一望する圧巻の露天風呂と客室。豪華海鮮に防災教育も

  • 2018.8.24
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壮大な太平洋を一望できる「南三陸 ホテル 観洋」

宮城県・南三陸町の高台にあり、紺碧の大海原が目の前にある「南三陸 ホテル 観洋」。絶景を楽しむ露天風呂や客室、気配りの行き届いたおもてなし、震災復興に関連した企画などが評価され、さまざまな賞を獲得しています。

観光経済新聞主催の「5つ星の宿」に毎年選出され、「ミシュランガイド2017宮城特別版」では“非常に快適”を意味する3パビリオンを獲得しました。

「語り部バス」で東日本大震災の当時と今を知る

2011年3月11日に発生した東日本大震災で「南三陸 ホテル 観洋」も津波で被災したものの、女将・阿部憲子さんが陣頭指揮をとり、避難所として近隣住民を守り続けました。地元地域とともに復興に向かって進み続ける中で、震災を風化させないための取り組みとして「語り部バス」を運行。

ガイドの説明を聞きながら、約1時間かけて高野会館や防災庁舎などの被災した町内をまわり、当時の状況や今現在の状況を知ることができます。「ぜひ乗ってほしい」という体験者の口コミも多く、2017年の「第3回ジャパン・ツーリズム・アワード」で大賞を受賞。「南三陸ホテル観洋」に宿泊する際はぜひ申し込みましょう。

“絶景温泉”で大自然に溶け込む!

「南三陸 ホテル 観洋」で楽しめる「南三陸温泉」は太平洋沿岸にあり、地下2,000mの深層天然温泉。透明感のあるお湯はナトリウム塩化物泉で、湯上がり後にしっとり肌をもたらす美肌の湯です。

圧倒的開放感!露天風呂「かもめ遊」

男性用・女性用ともに東館2Fの大浴場から外に出れば「かもめ遊」という名の露天風呂があります。飛んでくるかもめやウミネコを眺めながら、志津川湾に広がる水平線や海に浮かぶ荒島などを一望し、潮風を肌で感じながら浸かる露天風呂は最高の一言。

南三陸エリアの碧く美しい海と青い空、温泉が見事に溶け合う様は“インフィニティ温泉”というべき美しさです。

男性用は木々の緑や和風の造りで落ち着いた雰囲気。女性用は洞窟をイメージした岩風呂がそれぞれ2つあります。

4:00~10:00、15:00~25:00で入浴可能ですので、水平線に日が沈んで月が昇り、輝く星を眺める格別のバスタイムをどうぞ。翌朝は必ず早起きして、露天風呂から朝日を眺めましょう。あまりの美しさと気持ちよさに感動すること間違いなし。

ガラス越しに太平洋の大パノラマ「大浴場」

4つある大浴場は、すべて太平洋の大パノラマをガラス越しに楽しめるつくりになっています。東館2Fにある男性用「磯の湯」と女性用「浜の湯」の入浴時間は4:00~10:00、15:00~25:00。南館4Fには男性用「巨釜の湯」と女性用「神割の湯」があり、4:00~8:00、15:00~25:00に入浴可能です。

東館2Fにはガラス張りで「海の見えるサウナ」も併設。絶景とともに内風呂・サウナ・露天風呂とお好みの湯浴みを楽しめます。15:30~18:00なら、東館2F「湯上り処 浜千鳥」でお風呂上りの「生ビール(税込 300円)」や「コーヒー牛乳(税込 170円)」はいかがでしょうか。

「南三陸 ホテル 観洋」では日帰り入浴もできます。入浴時間は11:00~15:00※14:00受付終了(露天風呂利用は12:00~)で、大人1名820円、3歳~小学生まで400円で利用できます。

紺碧の絶景と海鳥に魅了される「客室」

「南三陸 ホテル 観洋」の客室は244室あり、全室Wi-Fi完備。1997年にリニューアルオープンした際に「南館」に加え、各部屋が少し広めの「東館」が増設されました。今回は東館でおすすめのお部屋をご紹介します。

スイートタイプ(準特別室)

「スイートタイプ(準特別室)」は東館7F~9Fの各フロアに一室ずつの全3部屋のみ。12.5畳+6畳+ベッドを2台配したツインルームの広々としたつくりの特別室です。海側2面に設えられた大きな窓からは志津川湾の碧い絶景がお目見えし、最高の爽快感が広がります。

部屋のバスルームとベッドルームからも海が見える“絶景づくし”の「スイートタイプ(準特別室)」は、「絶景プラン」で宿泊できます。夕食は個室で最上級ランクの「海鮮和食御膳」を堪能。大切な記念日や特別なイベントで宿泊すれば、格別なひとときになりそう。

東館海側和室

2F~10Fの各フロアに位置し、日本の温泉旅館らしい落ち着いた雰囲気の和室。広さは12.5畳~14畳でサイズはホテルおまかせとなります。

海に面する窓からの眺望は180度の大パノラマ。志津川湾の島々や太平洋へと広がる水平線を一望できます。東館のお部屋は食事会場やお風呂に近く、お子さま連れや年配者にやさしい客室です。

東館角部屋

2F~10Fまで各フロアに一室だけあるのが、エレベーターを出て奥に進んだところに位置する角部屋です。部屋に入ってすぐに目に入るのは、海に面した2つの窓から広がる抜群の景色。静かで広々とした15畳のお部屋で絶景に浸れば、ゆったりした時間が流れそうです。

ウミネコを呼び寄せたい!

口コミやブログで大人気のホテル名物「ウミネコ」と遊びたいなら、部屋のカーテンを全開にして窓も少し開けてみて。ウミネコが目の前にくるかも。春休みや夏休みの期間には屋上「汐風の空」にて「ウミネコふれあい体験」があります。

「南三陸 ホテル 観洋」の食事は心もお腹も満たされる豪華海鮮!

「南三陸 ホテル 観洋」のお食事会場は広間またはレストラン、プランによっては個室が用意されています。

夕食は贅沢海鮮尽くし

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ルトロン 「南三陸キラキラいくら丼と鮑の踊り焼プラン(一例)」

南三陸町は太平洋岸の港町が形成する「黄金街道」のほぼ中央に位置し、恵みの海からの旬食材があふれんばかり。「南三陸 ホテル 観洋」では毎日自社の水産部門から届く、新鮮な魚尽くしの豪華海鮮料理がいただけます。

季節に応じて様々な旬の料理を別途用意することもできます。(要問い合わせ)

ランチは絶景を眺めながら

ランチなら海の見える「レストラン シーサイド」がおすすめ。2009年から町おこしの一環として提供されている「南三陸キラキラ丼シリーズ」は必食です。

春は「南三陸キラキラ春つげ丼」、夏は「南三陸キラキラうに丼」、秋は「南三陸キラキラ秋旨丼」、冬は「南三陸キラキラいくら丼」といったの旬の海鮮を贅沢にどっさり乗せて“キラキラ”輝いている絶品。一口食べればあまりのおいしさに“キラキラ”と笑顔になります。

朝食は大広間でバイキング!

朝食は7:00から東館6Fコンベンションホール「羽衣」にて。新鮮なお刺身やしそ巻といった東北名物や南三陸の食材を使ったチャウダー、パンやサラダ、カフェインレスコーヒーなどの和洋折衷メニューをいただけます。栄養のある朝食で、一日のパワーチャージを。

壮大なテーマ“人間と自然”に向き合う休日を

部屋の窓から眺める穏やかな海からは想像できない東日本大震災。未だ爪痕が残る震災復興の一助となるべく、「南三陸 ホテル 観洋」に宿泊して南三陸を観光してみてはいかがでしょうか。心身ともに癒やされながら、貴重な学びを得る休日を過ごせますよ。

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