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全ては自分自身のため。ダイエットを成功に導く「タイミング」

  • 2018.8.23
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カップを持つ女性

本当にそれでいいの? 自分が納得したダイエットを

みなさんがダイエットを始めるきっかけは何でしょう。
鏡に映った自分の姿を見てハッとし、「このままじゃいけない!」と一念発起、自分の強い意志で始める人もいるのは確かです。

でも、中には自分の意志ではなく、人から何か言われたことがきっかけになる人も少なくないのでは?「あれ、そんなに脚、太かったっけ!?」というような、友だちや家族など周囲の人の、何気ないひと言が心にグサッと突き刺さって、ダイエットを決意する。
あるいは、つき合っている彼から「やせたほうがいいんじゃない?」などと言われてダイエットを始めるというケース。

その気持ちはよくわかります。友だちや家族はまだしも、大好きな男性からそんなことを言われたらショックですし、「この人のためにやせてキレイになろう」と思うのが女心かもしれません。

食べものの前で考えごとをする女性

でも……。もし、あなたが彼から「やせれば?」と言われたとしたら、ダイエットを始める前に、自分自身に問いかける必要があるでしょう。「本当に私はそれでいいの?」と。

彼のためにやせる。それもひとつのダイエットに対する強いモチベーションになることは確かです。ただ、それがあとになって精神的な負担になる場合もあります。
“人のために”何かをするということは、結局、自分が納得していないということでもあります。それでは自分の心に逆らうことになりかねないし、そもそもダイエット自体が成功しにくいのです。

なぜなら、自分の意志で始めたわけではないから気合が入らない。また、どのくらい、どうやせたらOKなのかの基準もわかりません。
そうなると、ダイエット中の不安も多く、食べることに迷ったり、自分に言い訳しがちになるんですね。
そんなあやふやなダイエットが、はたしてうまくいくでしょうか……。

ありのままの自分でムリのないように

ダイエットは食欲という本能を理性で抑えることも必要なので、かなりの決意が必要でしょう。心の奥底では、自分はやせなくてもいいと思っている。でも、彼は「やせろ」と言う。
ここには根本的な価値観の違いがあります。

好きなものの“好み”が違ったらつき合ってもうまくいかないでしょう。このような場合は、ムリに彼に合わせるのではなく、ありのままの自分を愛してくれる男性を探したほうがいい、というのが私の持論です。

友だちと食事をする女性たち

タレントの渡辺直美さんのことを思い浮かべてみてください。彼女は、今のままで十分チャーミングだし、ポッチャリキャラが彼女の魅力になっていますから、まったくやせる必要などないですよね。
おそらく今のところ、ご本人もダイエットは考えていないでしょう。

ところが、もし彼女につき合っている彼がいて、その人が彼女に「やせろ」と言ったとしたら……。「その男、あなたには合ってない!」と、アドバイスしたくなりませんか。
そもそも彼女は「やせろ」と言うような男性とはおつき合いしないと思いますが……。

では、どんなときにダイエットを始めればいいのでしょうか?

 

 

誰かのためではなく自分のために!

もちろん、彼に指摘されて初めて、「確かにちょっとやせたほうがいいかも」と気づく場合もあるかもしれません。
あるいは、健康上の理由で医師からやせるように指示されることもあるでしょう。

このようなとき、「言われてみるとその通りだよね……」と納得できて、「ちょっとやせてみよう」と、自分自身が心の底から思えるようならOK。ダイエットを始めてもいいと思います。

ウエストを測る女性

このケースなら、ダイエットもうまくいくでしょう。この場合は、自分が納得しているわけですから、突き詰めれば“自分のための”ダイエットですからね。
だから私はカウンセリングの際に、みなさんに聞くようにしているのです。「誰のためにやせたいの?」と。

ダイエットに大切なのは、誰かのためではなく、「自分のためにやせたい」という意思。これだけは、忘れないでくださいね!

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