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まるで名作絵画のよう! 独特の美意識が光るフレンチの名店

  • 2018.8.21
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陰翳礼讃をフレンチで表現した独特で不思議な空間

大阪観光の新名所として登場したあべのハルカス。このビルの14階にお店を構えるのが、「エ・オ ベルナール・ロワゾー・スィニャテュール」です。お店のコンセプトは、陰翳礼讃(いんえいらいさん)。生活と自然が一体化し、日本人の芸術的な感性を尊重するという意味合いを持つ言葉です。

陰影をテーマに、内装には天然の素材を多く使用しています。自然の象徴でもある石や木、葉や雨粒をモチーフに光と影を演出。奥行きのある落ち着いた座席からはライトに浮かび上がる厨房が見え、不思議な世界が表現されています。

フレンチ界の巨匠から学んだ最新フレンチ

オーナーシェフを務める山口浩氏は、パリにある数々の有名レストランで修行をした経歴を持ちます。中でも特に影響を受けた人物は、ベルナール・ロワゾー氏。ベルナール氏の料理は「水のフレンチ」と呼ばれ、21世紀のフレンチの扉を開けたとされる重鎮的存在です。

そんなフレンチの巨匠に師事した後、日本に帰国した山口氏は神戸北野ホテルの総支配人と総料理長に就任。そして、2013年6月に「エ・オ」を設立しました。

名作絵画のように美しく芸術的なフルコース

真骨頂とも言えるコース料理が「VOYAGE」です。最先端のテクニックを駆使した、デギュスタションコースとなっています。旬の食材を使い、豊富なアイデアと最新の技術で作り出される料理の数々は、ここでしか食べられない逸品ばかり。

料理の味もさることながら、芸術的な盛り付けにも心奪われます。斬新でユーモア溢れる料理は、最初から最後まで私たちの目と舌を飽きさせません。

ランチにおすすめ! 気軽に楽しめる本格フレンチ

フルコースは敷居が高いと感じる方には、ランチコースがおすすめです。「エ・オ」の独創的な空間を楽しみながら、気軽にフレンチの味を楽しむことができます。「Menu A」は、魚料理か肉料理の選べるメインディッシュに、付きだしと前菜、スープ、デザートとコーヒーがいただける内容。

お肉とお魚の両方をいただきたいという方は「Menu B」がおすすめです。また低温調理の神戸牛をメインにしたコース料理は、昼夜通して提供されています。

記念日を過ごす時間を、より濃密で印象深いものに

30~50代の女性客がメインですが、夜になると記念日として利用するカップルが目立ちます。週末には、個室を利用してファミリー層が来店。特別な時間を、より豊かに印象深くしてくれることでしょう。

今後の展開としては、地元食材をもっと使い、最先端テクニックで新しい料理を生み出す予定です。またレストランという枠にとらわれず、イベントなどにも積極的に取り組んでいくそうです。

お店は近鉄南大阪線「大阪阿部野橋駅」直結、あべのハルカス近鉄本店の14階にあります。交通アクセスも抜群なので、遠方からの来店でも安心です。大阪観光の記念に、大切な人との夕食に、最高の料理と空間を提供する異世界フレンチをお楽しみください。

スポット情報

  • スポット名:エ・オ ベルナール・ロワゾー・スィニャテュール
  • 住所:大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス 近鉄本店 14F
  • 電話番号:050-3188-6646
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