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“なじみ眉”が新定番! うまく描けない・すぐ消えるetc.眉の悩みにお答え

  • 2018.8.17
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「似合う眉が分からない」「眉尻がすぐ消える…」。そんな悩みにpaku☆chanさんがお答えします。「MAQUIA」9月号から、秘伝の眉メイクテクを大公開!

paku☆chan Presents

うまく描けない。すぐ消えてしまう

 眉で品格UP編 

paku☆chan
実践しやすいテクと的確で分かりやすい解説が好評のロジカル脳の持ち主。プチプラコスメにも精通し、高見えメイクもお手のもの。


Q 今期の美人眉の描き方は?
A 毛並みと立体感を
意識した“なじみ眉”

眉は意志を表しTPPOに合わせて形や色を変えたいパーツですが、どんな眉の形でも毛並みと立体感が大切に。これさえ守ればどんな形でも今っぽい美人眉に。

A ぼかしやすい繊細なパウダー。コントゥアリング パウダーアイブロウ BR302 ¥4500/コスメデコルテ B 幅広ブラシ。アイブロウ ブラシ¥3500/アディクション ビューティ C 1.5㎜のスリムさ。ブロウクチュール スリム 3 ¥3200/イヴ・サンローラン・ボーテ D 根元から毛を立ち上げ。スクリューブラシ ¥800/RMK Division E 立体眉に。ルナソル スタイリングアイブロウマスカラ 01 ¥2800/カネボウ化粧品


Aa+bのパウダーを混ぜBのブラシで、毛の溜まっている眉中の中心から描き上下にぼかす。

1と同様にミックスしたパウダーを取り、Bのブラシの角を眉山に当てて眉山の形を作る。

眉山から眉尻に向かってBのブラシをすうっと抜く。抜くときはブラシの面ではなく先端を。

Bのブラシで眉頭の毛を下から上に立たせて立体感をプラス。パウダーは足さないで。

眉頭と眉尻以外で毛の足りない部分にCのペンシルで毛を1本1本描いてすき間を埋める。

眉山から眉尻は先ほどのパウダーに重ねるようにCのペンシルでアウトラインを形取る。

眉中から眉頭に向かってCのペンシルで毛に色を足す。生え際は触らず中央から毛先にのみ。

Dのスクリューブラシを眉頭の生え際に当てて、毛先にかけてすうっと抜いてぼかす。

眉尻は毛流れに沿ってDのスクリューブラシを動かす。表面をとかしながら形を整えて。

Eの眉マスカラを塗布する前にブラシをマスカラの口できちんとしごいてから眉に投入。

パウダーをのせた位置からEの眉マスカラを。毛並みを意識しながら毛流れに沿って。

眉頭は少し斜めにとかすように塗布。真上ならモードに、斜めなら優しい雰囲気に仕上がる。

Q 似合う眉が分からない
A 自眉を生かして

まずは自分の眉を分析して「描く」というより「補正」するイメージで眉を整えて。トレンドは100%自分の毛を生かした眉。


Q 左右非対称の眉は
どうすればいい?

A 苦手な眉からスタート。
交互に描いて

描きやすいほうに苦手な眉を合わせると、どんどんアンバランスな形に。まずは苦手な眉から描き始めて、次は描きやすいほうを。ひとつひとつの工程を交互に描いて、バランスを整えながら眉を形成。


Q 黒髪にも合う眉アイテムは?
A 1トーン暗めを選んで

昔と違って眉色を髪色に合わせる必要はありません。1トーン暗めの黄み系よりも赤み系ブラウンのほうがなじみやすく、自然な印象の眉に仕上がります。


Q 眉の整え方は?
A 2㎜オーバーをキープ

自眉を2㎜オーバーに囲んだ部分は触らないでそのままに。その範囲を越えてはみ出している眉山の下は毛抜きで、うぶ毛はシェーバーで整えて。

Q 眉尻がすぐ消えてしまう…
A リキッドタイプで
リアルな毛並みを

落ちやすい眉尻はペンシルやパウダーの上から肌との密着度が高いリキッドペンを投入。薄くしか付着しないのでリアルな毛を再現。

ペンシルやパウダーで描いた眉尻の上から、リキッドペンで緻密な毛を1本1本形成。

繊細な筆先で描き足して。ブラウン。フレーミング アイブロウ リキッド ペン 02 ¥3000/SUQQU

Q 濃く、太い眉を
柔らかく見せるには?

A マットな質感の
眉マスカラを

ツヤのある眉マスカラは眉の印象を際立たせてしまうので避けたほうがいい質感。マットな質感なら優しい印象に早変わり!

黒さを抑えてふんわりマットに。インテグレート ニュアンスアイブローマスカラ BR672 ¥800(編集部調べ)/資生堂

Q 眉頭がのっぺりしてしまう…
A リキッドの後に、
スクリューブラシでとかして

立体感が出ない場合はリキッドペンを使用し、描いた後にスクリューブラシで整えることが大事に。存在はあるのに抜けた印象の立体眉に変身。


①リキッドの筆先を立たせながら極細の毛を。リキッドの場合は地肌についても目立たないので、繊細な毛を多めに描き足して。

②スクリューブラシを根元に押し当てて、毛先に向かってすうっと抜く。地肌についたリキッドをオフしながら毛に立体感を。


MAQUIA9月号

ヘア&メイク/paku☆chan〈Three PEACE〉 撮影/岩谷優一〈vale.〉 久々江 満(物) スタイリスト/後藤仁子 モデル/加治ひとみ 取材・文/佐藤 梓 構成/芹澤美希(MAQUIA)

【MAQUIA9月号☆好評発売中】

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