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コペンハーゲンの“頑張りすぎない”可愛さの虜に。(Airi Nakano)

  • 2018.8.14
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コペンハーゲンの“頑張りすぎない”可愛さの虜に。(Airi Nakano)
2018.08.14 17:00
8月初頭に行われたコペンハーゲン ファッションウィーク。 コレクションやストリートスナップを見ていて、洒落た力の抜き加減や色彩感覚のセンスに、改めて魅了されることに。気になるポイントごとに、おしゃれな人々のほんの一部をピックアップしてみました。

ぜひとも見習いたい! 堂に入ったスーツの着こなし。

最近気になっているおじさまたちのカジュアルスタイル、略して“おじカジ”に欠かせないスーツスタイル。あれこれリサーチしている中で出会ったコペンハーゲン ファッションウィークのストリートスナップは、粋なスーツコーデの宝庫でした。 


オーバーサイズジャケットを素肌に纏った2人(厳密に言うと右側の女性はスーツではありませんが悪しからず)は、ダンディズムとセンシュアルのバランスが絶妙。エッジィなシルエットのスーツに、あえてクラシカルなバッグを持つというスタンスもクールです。


渋めのチェックスーツは、今季欲しいアイテムの一つ。中でも彼女が着ているような太めシルエット×ハイウエストのパンツスーツがとても気になっています。


小物やインナーはシックにまとめつつ、足もとはスニーカーでカジュアルに。今の気分をふんだんに取り入れたスタイリングはぜひ真似してみたいです。


落ち着いたカラーが美しいスーツにあえて白Tをあわせた、抜け感が素敵な彼女。足もともサンダルでハズしており、気負わない大人の女性のお手本的なスタイリングです。


彼女たちのスタイルを見ていて身にしみたのは、スーツは着ても、着られるな! ということ。スーツ=一張羅ではなく「あくまで普段着ですけど?」という気張らないスタンスが、こなれた着こなしの秘訣かもしれません。

嫌味のない、大人の肌見せ。


夏コーデの悩みどころ、肌見せ。せっかくだから素敵に見せたいけれど、出し過ぎで下品になるのはNG。その微妙なラインをクリアするヒントが、コペンハーゲンにありました。


シックなアシンメトリートップを着こなす彼女は、その代表格。ゴールドのネックレスの重ねづけから美シルエットのブラックスカート、そして足もとのビーサン(!)にいたるまで。そのパーフェクトなコーディネートは「隙の見せ方も計算のうちよ」という声さえ聞こえてきそう。


続いての肌見せ賢者は、スタイリストのDiletta Bonaiuti。パープルのパンツを主役にしたシックかつ清潔感のあるスタイリングにノックアウトされました。


女性らしさが薫るスタイリングのポイントは、アシンメトリーなインナーと足もとのヒールにあり。出し過ぎないけど、隠し過ぎない。ひねりの効いた“チラ見せ”にセンスを感じます。

ファッションに“FUN"なエッセンスを!


バウムウンドヘルガーデン(BAUM UND PFERDGARTEN)をはじめ、ウィットに富んだ楽しいエッセンスを混ぜ込むのも得意なコペンハーゲンのファッション。訪れる人々を見ていても、そんな“FUN”なマインドを感じます。


大胆なブルーのロゴを配したニットにチェックのワイドパンツをあわせたこちらの彼女も、とってもキュートで目を引きました。これだけ大胆なワイドパンツだとトップはシンプルにまとめてしまいそうなもの。ですが、あえて個性の強いアイテムをぶつけることで、相乗効果を生むという高等テクニックに拍手です。


ノルウェーの人気ブロガーMarianne Theodorsenも、ユニークなスタイリングで登場。セリーヌのアシンメトリーブーツに呼応するように、白Tにレッドのベルトを効かせるというシンプルだけれどもエスプリの効いたアイディアがお見事です。

プリントドレスは、コペンハーゲンの十八番。


コペンハーゲンの強みといえば、スカンジナビア独特のプリントや配色の妙。ファッションウィークにも、プリントドレスを素敵に着こなす女性たちが集結していました。


幾何学模様の組み合わせが美しいドレスは、コペンハーゲンの人気ブランドスティーヌ・ゴヤ(STINE GOYA)から。このブランドは、アーティスティックなプリントづかいがとても上手。どことなくノスタルジックな色づかいも素敵ですので、ぜひチェックしてみてください!


またまた登場したスタイリストのDiletta Bonaiutiは、スカーフのようなデザインが美しいサルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)のドレス姿が素敵。


大胆なスリットがセクシーな一枚に、あえてフラットなリボンサンダルをあわせたところが好感度大です。


海辺でお喋りに夢中の2人は、柔らかな素材のプリントドレスがなんともコペンハーゲンらしくて◎。大人ガーリーな小物づかいにも注目です。

Airi Nakano

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