1. トップ
  2. ファッション
  3. 『Yumi Katsura』PARIS 2018-19秋冬コレクション ―ジャポニスム2018 今、世界に広がる日本の美―

『Yumi Katsura』PARIS 2018-19秋冬コレクション ―ジャポニスム2018 今、世界に広がる日本の美―

  • 2018.7.30

▲今季のテーマは「ジャポニスム2018 今、世界に広がる日本の美」。尾形光琳とグスタフ・クリムトとの対比など、日本と西洋の美術作品を融合させたコレクション全30作品が登場。写真は、クリムトをイメージした印象的な西陣織のミニドレス。

▲太い輪郭線、単純化された色の面、写実性と装飾性の調和など、日本美術との共通点を感じさせるアルフォンス・ミュシャ。ジャポニスムの特徴と言える「植物の表現」にスポットをあて、同じく特徴的な動植物を描いた歌川広重の世界を融合した手書き友禅染ドレス。

▲アルフォンス・ミュシャの「アメシスト」と「エメラルド」に市松文様が現代的に施されたロングドレス。

▲モードの世界のジャポニスムとして歴史的に重要な役割を果たしたリバティ製の風景柄ふくれジャガードのシックなロングドレス。

 

 

日本が世界に誇る「友禅」の技術がきものの衰退とともに失われていくことを憂い、6年ほど前から現代のファッションに「友禅」を生かすことに取り組み続けてきました。次第に欧米のファンも増え、パリでは「YUMI YUZEN」と呼ばれるように。フィナーレには、デザイナーの桂由美氏も登場! 大きな喝采と共に盛大なフィナーレを迎えました。

text.shimaoka minako

元記事で読む
の記事をもっとみる