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宇治川のほとり!「福寿園 宇治茶工房」でお茶づくり&よくばり宇治茶氷を堪能

  • 2018.7.28
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創業220年以上の歴史を持つ世界的なお茶ブランド「福寿園」。京都の有名観光スポット「平等院」の川向かいに位置する「福寿園 宇治茶工房」は、お茶や抹茶を手づくりできる工房、茶寮、茶道体験ができる茶室などを備えたお茶をテーマにした複合施設です。福寿園 宇治茶工房でいただくことができる抹茶スイーツや体験可能な内容をご紹介します。

「福寿園」はお茶の歴史とともに歩んできたお茶ブランド

福寿園は古く、寛政2年(1790)年の創業で、大阪・神戸に通じる木津川の船着場として、また大和・伊賀街道の交叉地として諸物の集散地であった山城国上狛(現京都府木津川山城町)に福井伊右衛門により茶商として始まりました。

現在は、全国にお茶を販売する直営店、京都市に王朝文化と宇治文化を融合させた「福寿園 京都本店」、宇治市には、茶寮のほかにお茶づくりなども体験できる「福寿園 宇治茶工房」などを展開しています。「福寿茶寮」では、抹茶を使った「抹茶あんみつ」や季節限定の「よくばり宇治茶氷」などの抹茶スイーツが人気です。

宇治茶の香りと風味を心ゆくまで味わえる「福寿茶寮」

「福寿茶寮」では毎年4月中旬~9月末ごろまで季節限定の人気メニューとしてかき氷が提供されます。

よくばり宇治茶氷

抹茶とほうじ茶の両方を味わってみたい方におすすめなのが「よくばり宇治茶氷」。抹茶みつとほうじ茶みつ、あられがセットになったかき氷です。

かき氷にあられをトッピングしていただくと、ふわふわのかき氷とサクサクのあられの食感のハーモニーが楽しめます。

抹茶あんみつ

「抹茶あんみつ」は、五色の色合いが楽しめる自家製の豆と、手作りのほうじ茶寒天、抹茶アイスクリームを盛りつけたあんみつ。コクのある抹茶蜜をかけていただくと、抹茶の香りと風味がフワリと広がります。

宇治抹茶アイス氷

「宇治抹茶アイス氷」は、宇治金時のかき氷に五色餡を盛りつけ、お茶入りの白玉だんごと抹茶のアイスクリームをトッピングした一品。抹茶の香りとコクがたっぷり楽しめます。

宇治ほうじ茶氷

「宇治ほうじ茶氷」は、五色餡とお茶入りの白玉だんご、アイスクリームのトッピングの上に、ほうじ茶のパウダーをたっぷりとかけた香ばしいかき氷です。

抹茶ぜんざい

「抹茶ぜんざい」は、丹波産の大納言小豆を粒を残して炊き上げた自家製の餡に、香り高い抹茶をかけたもの。小豆の甘みと抹茶のほろ苦さがマッチした一品です。

「福寿園 宇治茶工房」ではお茶づくりを体験できる!

「福寿園 宇治茶工房」の2Fに併設された工房では、「手もみ茶づくり」や「陶板での宇治茶づくり」など、お茶の製造工程の一部を体験できます。

お茶の香りに包まれながら体験するお茶づくりは、ほかではなかなか味わえない体験です。※各体験は事前の予約が必要です。

手もみ茶づくり

宇治茶づくりに欠かせないお茶の「手業(てわざ)」を、職人さんに教えてもらいながら体験できるコースです。「宇治製法」と呼ばれる独特の茶葉のほぐし方やもみ方などを楽しめます。

出来上がった煎茶は持ち帰りが可能なほか、茶葉を乾燥させる間に、お茶のおいしい淹れ方も指導してもらえます。

陶板で宇治茶づくり

江戸時代から宇治に伝わる煎茶づくりを体験できるコース。蒸した茶葉を陶板の上でもみながら乾燥させていきます。作った煎茶は持ち帰りが可能です。

ほうじ茶づくり

煎茶を130℃以上の高温で炒ってつくるほうじ茶づくりを体験できるコースです。完成したほうじ茶は持ち帰りが可能なほか、お茶のおいしい淹れ方も教えてもらえます。

ほかには、石臼を実際に挽いて抹茶がつくれる「石臼で抹茶づくり」、名陶、朝日焼の手ほどきによる器や茶香炉づくり、焼き物に絵付けができるコースなども用意されています。ゆっくりと時間をかけて訪ねてみてほしい場所です。

お茶の伝統と味わいを体験できる「福寿園 宇治茶工房」

「福寿園 宇治茶工房」は、抹茶やほうじ茶を使った自家製のスイーツをいただけるだけでなく、お茶づくりの体験もできる、お茶がテーマの複合施設です。

お茶の製作工程などを知ることができる資料館も併設されているので、お茶の香りに包まれながらお茶にくわしくなれますよ。

スポット情報

  • スポット名:福寿園 宇治茶工房
  • 住所:京都府宇治市宇治山田10
  • 電話番号:0774-20-1100

※本記事上の情報は公開時点のものになります。最新情報は公式ホームページにてご確認ください。

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