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最強のパワースポットは見るだけで癒される!?  (Saori Masuda)

  • 2018.7.27
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最強のパワースポットは見るだけで癒される!? (Saori Masuda)
2018.07.27 17:00
美しい中世の街やラベンダー畑、美味しいご飯やワインなど、南仏プロヴァンス地方の魅力は、一言では語りつくせない。さらにその場所が、そこに行くだけで元気になるパワースポットだとしたら!? 今回は私が実際行き、そこで呼吸するだけで癒されたという、不思議な感覚を実感した場所をご紹介します。最強のパワースポットは、写真を見ているだけでも元気になる。かも?

多くのアーティストを魅了するアルル。


そこにいるだけで何だかホッとする、何かに守られている気がするという、何とも言えない感覚を覚える街、アルル。美しい光を求めてやってきたゴッホやピカソなど、多くのアーティストを魅了した理由が、行くとわかる気がする不思議な街だ。


この地方の小さい町や村をまわるならアルルを拠点とするのがおすすめ。ここで泊まるなら、街の真ん中にあるブティックホテル、オテル・パルティキュリエ。18世紀の高級邸宅をホテルにしたところで、内装には聖母マリアやキリストが多く用いられている。


余談だが、2018年5月、グッチが2019年クルーズコレクションを発表したときに、クリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレとエルトン・ジョンが泊まり、とても気に入ったというホテルでもある。

自然の聖地に生息するカマルグの白馬。


カマルグ自然公園の入り口に位置するアルル。そこから車で本当にすぐの場所にある、自然保護地区に指定されていこの公園には、在来種の白馬(カマルグの白馬)や水牛、アフリカから飛来してくるピンク・フラミンゴが生息する。


このあたりは、フランス最大の湿地帯として知られ、塩湖が多い。その近くの塩田では、最高品質の自然海塩が作られている。


ヨーロッパで最も美しい景色が広がる、自然の聖地ともいえるこの場所にいると、呼吸するだけでなぜか癒される。間違いなくパワースポットである。

ロマ族の女性たちのファッションに注目。


アルルから40キロ弱の距離にあるサント=マリー=ド=ラ=メールは、海に面した白壁の街。闘牛場もあるこの街は、スペインのような風景が広がる。毎年5月24-25日は世界中のロマ族が集まり、ロマ民族の守護聖人(伝説では黒人だったと言われている)サラのお祭りが開催される。


パエリアの香ばしい匂いが漂う街に似つかわしい、ドット柄のフラメンコのような衣装を着たロマ族の女性たちのファッションに思わず目が留まる。


風の通りが良く、この街もそこにいるだけで元気になるパワースポットのようなところ。

ローマ教皇も拠点を置いた、気の通りが良いアヴィニョン。


アルルから車で1時間ほどのところにある街、アヴィニョン。ここには何度修復しても壊れてしまったという橋、アヴィニョン橋や14世紀、教会分裂時代に設けられた教皇宮殿(パレ・デ・パープ)、アヴィニョン教皇庁がある。


そして、地元コート・デュ・ローヌのワインが試飲できるワインバーも数多い。テーブルワインからギフト用ワインまでと、品ぞろえが豊富だが、折角飲むなら、14世紀にローマ教皇が開発したことからその名がつき、この地方で最も上質と言われる、シャトーヌフ・デュ・パープ!?


ローマ教皇も一時期拠点を置いたこの街は、間違いなく気の通りの良い土地だと感じた。

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