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【思考をキレイにする旅の仕方(127)】自分のためにも心地良い挨拶を

  • 2018.7.21
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私は人見知りが強い方です。

旅先で見知らぬ人に雑談のために話しかけることは、まずありません。そんな私ですが挨拶だけは

するように心がけています。

とはいっても挨拶も人見知りにとっては結構、ハードルが高い。

本当は声を出して挨拶する方ががいいのでしょうが、

それが難しければ会釈するだけでもいいと思っています。

例えばホテルで朝食の場所に向かう際、

エレベーターで他の宿泊客が乗っている際は笑顔で会釈して乗り込みます。

先日、小さな村にしばらく滞在していました。

散歩中、住民とすれ違う際、会釈を続けていました。

同じ方と二日続けてすれ違った時、「おはようございます」と逆に挨拶していただき、

恐縮してしまい、慌てて私も声に出して挨拶しました。

翌日からは同じ方にお目にかかると互いに声に出して挨拶するようになり、

「今日も暑くなりそうですね」などと一言交わすようになりました。

こうなると徐々に人間関係ができていくようでうれしくなります。

結局、挨拶は自分のためなんですよね。

自分のためにも心地良い挨拶を
自分のためにも心地良い挨拶を

もちろん会釈をしても返ってこないこともありますが気にしません。

相手が気づいていないことも多いですし、近眼の方だと見えないのです。

ひょっとしたら私のように人見知りで照れ臭いのかもしれません。

そう思えば同じ人見知りとして親しみもわきます。<text:イシコ http://sekaisanpo.jp/>

▶︎旅行作家・イシコ連載【思考をキレイにする旅の仕方】

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