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時短ヘアドライ「涼しいドライヤーテク」ストレス軽減4つの基本

  • 2018.7.19
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猛暑が続く日々、こう暑くてはせっかくお風呂でさっぱりしても、すぐ汗がじんわり。それでなくともママのお風呂上がりといえば、動き回る子どもをつかまえパジャマを着せ、保湿をし、水分補給をさせ…と、バッタバタ。熱帯夜続きの毎日になんだかぐったりしてしまい、自分のヘアドライなんてもう後回しでいっか、なんてことになってしまうかも。

とはいえ、髪の毛を乾かさずに寝るのは、雑菌が繁殖する原因になってしまうので、言語道断です! そこで、「涼しく快適なヘアドライの時短テク」を4つ、自身もママであるヘアメイクの森田めぐみさんに聞きました。

お話をうかがったのは…
Hair&Make-up/Nail 森田めぐみさん
フリーランスのヘアメイク。広告・TV・雑誌などさまざまな媒体でタレントやモデルのヘアメイクやネイルを担当。4歳(男の子)と1歳(女の子)の2児の母になった現在は、家事に育児に忙しいママ達のために時短メイク術を日々研究している。


■時短ヘアドライテクその1:正しい「タオルドライ」で急速時短

暑い夏のヘアドライをさっさと終わらせるべく、髪の毛が長いママは特に「時短」が絶対。ヘアドライ時間を短くするためには、ドライヤーをかける前にしっかりとタオルドライをして、髪の毛の水分を十分に取っておくのは、もはや常識です。

とはいえ、ただやみくもにゴシゴシと髪の毛をタオルでふくのでは、髪の毛が痛む原因にも。そこで、正しいタオルドライのポイントを復習しましょう。

1.タオルドライをする時は、まず頭のてっぺんから。ここの水分を真っ先にオフすることで、下へ下へと水滴がたれ、頭全体が湿ってしまうのを防ぎます。

2.ふく時は、髪の毛をふくのではなく「地肌」をふくイメージで。指を熊手のような形に曲げて、地肌の水分を吸収するようにポンポンとふいていきます。



3.頭皮の水分をまんべんなくふき取ったら、最後は毛先をタオルドライ。この時も決してこすらないこと! もう1枚別の「乾いた」タオルを肩にかけておくと、湿気を吸い取るにはさらに効果的です。




さらに吸水効果を狙うなら、吸水力の高いマイクロファイバーのタオルなどを使用するといいでしょう。

■時短ヘアドライテクその2:「脱衣所」でのドライヤーはNG!


お風呂から上がってそのまま脱衣所で髪を乾かす、という人も多いはず。特にロングヘアの場合は、ヘアドライの際に髪の毛が落ちるのが気になるという人も。さらに、子どもを寝かしつけるまでの時短として、導線的に脱衣所でのヘアドライがベスト! という場合もありますよね。

ところが、いくら念入りにタオルドライをしても、湿気の多い脱衣所で乾かしていたのでは、あまり意味がありません。ドライヤーの熱と空気中の湿気が混ざり合い、さらに高湿な状態を生み出すことになってしまい、乾くはずの髪の毛も乾かなくなってしまいます。

特に夏の暑い時期は、考えもの。広いリビングなど、できるだけ湿気の少ない場所で乾かすようにしてください。扇風機の風を前や横から当てるのも効果的です。





■時短ヘアドライテクその3:暑さをしのぐ「冷風モード」の活用


乾かしている間、暑いっ…! と感じたら、まだ生乾きでも、潔く冷風に切り替えて涼みつつ乾かすのがおすすめ。冷風だと乾きにくいイメージがありますが、暑いのに無理して温風でずっと乾かしているとまた汗をかいてしまい、せっかくタオルドライで水分を取り除いたのに、また湿気を帯びてしまう…という悪循環に。

ちょっと汗ばんできたなと思ったら、素早く冷風に切り替えて涼やかに乾かしつつ、汗が引いたらまた温風に切り替えるという「温風冷風繰り返しテク」を使うと、結果として早く乾き、しかも暑さ回避もできます。

ただ注意したいのは、冷風で乾かすことにより、髪の毛にクセもつきやすくなってしまいます。汗をかく前に前髪や顔回りなど、変なクセがついたら困るパーツを優先的に温風でしっかり乾かしておくのがオススメです。

■時短ヘアドライテクその4:五感を刺激する「スースー系グッズ」


夏のヘアケアにぜひ導入したいのが、トニックやメントールなどの「スースー系」アイテム。爽快感のあるスカルプスプレーで毛穴を刺激することで、涼しく暑い夏でも気持ちよくヘアドライができます。

また、ミントやレモン系などのアロマを首もとや耳もとにぬって乾かすのも、暑い時期はオススメです。乾かすたびにふわっと爽やかな香りが漂い、涼やかに乾かすことができます。ただし、妊娠中の方には不向きなアロマもあるので事前に必ず確認を。

■時短ヘアドライテク番外編:「なんとなくスタイリング」で翌朝ラクに

8割がた乾いたら、スタイリングドライもついでに実践。流れで仕上げにやっておくと翌朝が格段にラクになり、結果、ヘアメイクの時短になります。

【髪のボリュームを抑えたい場合】



【髪のボリュームを出したい場合】



【毛先にニュアンスを出したい場合】




涼やかにヘアドライができれば、慌ただしく寝るまでの間もニコニコなママでいられるはず。時短も意識してサクッと涼しく乾かせば、子どもが寝た後は、一人の大人タイムを楽しめる余裕も生まれそうです。

取材・文/aica
モデル/AYA

(ライターチーム123)

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