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浮気男って改心することあるの?

  • 2018.7.14

浮気する男子には2種類に大別されます。1つは淋しいから浮気する男、もう1つは自分がモテると分かっていて浮気する自分好きな男です。

人は誰だってその心の根底に淋しさを抱いているので、自分好きな男も淋しいから浮気をするという見方もできるわけですが、淋しいから浮気する男が自分の淋しさをいっとき忘れることができれば相手の女子をポイ捨てするきらいがあるのに対し、

自分好きな男は、相手の女子の心身をあるていど長く深く満足さることで自分で自分のことをもっと好きになる――こういう違いは確実にあるので、ここでは淋しい男と、自分好きの男の2つを区別してお話したいと思います。

■淋しいから浮気する男が改心するとき

若い男子_淋しさ_浮気――この3つのキーワードから、たとえば「自分がどう生きていけばいいのかがまだ見えていない若い男子は、それゆえ過剰に淋しさを抱いていて、

一時的であるにせよ淋しさから手っ取り早く逃れることができる手段はエッチであるから、彼は彼女を欲しがるし、彼女がいても、彼女とエッチできない時は淋しいから浮気しまくる」ということが言えると思います。

女子だって、とくに若いと「自分がなにをやりたいのかが自分でわからない病」とか、「どう生きていくといいのかが見えない病」にかかる人がいるように、そしてそういう女子が、

人によってはマッチングアプリなどでエッチできる相手を探しているように、男子だってそのような重い病から立ち直りたいと、つまり根源的とも思える深い淋しさから逃れたいと思ってエッチできる相手を日々探しているわけです。

こういう男子が浮気しなくなる時とは、言うまでもなく自分で自分の「生き方を知った」ときです。「おれはこう生きていくといいのか」とか「おれの適職はこれだったんだ」などと彼が自分の人生を「発見したとき」、彼は浮気しなくなります。

若いときに散々遊んで、結婚したとたんに浮気もしなくなれば、外に飲みに行くこともなくなれば――というような男って、たいていこのパターンです。

■自分がモテると分かっていて浮気する自分好き男が改心するとき

自分がモテると分かっていて浮気を繰り返す男――光源氏みたいな男も世の中にはいます。数は多くないのかもしれないけれど、います。女子もおなじでしょう。

「わたしはモテる、だからわたしにとって今のこの世は春である、春を謳歌したい、だから彼氏に内緒でセフレが5人います」という女子、いるでしょ? 数は少ないかもしれないけれど。そういう女子の男バージョンというわけです。

そういう男子は、「光源氏の法則」にのっとって、あるていどの期間、浮気相手のことを大切にします。光源氏の法則とは「一度寝た女子のことは捨てない」というものです。

経済的にもう無理です、という時まで(浮気していれば、そういう時は誰にでも訪れる)浮気相手のことを大切にします。そうやって「一度寝た女子のことを長く大切にする自分」こそが、彼は大好きだからです。

この手の男が浮気しなくなる可能性は――ほぼ0%です。お金がなくなっても浮気します。お金がない人って、ホントに1円しか所持していませんということってほとんどなくて、多くの場合は小銭は手元に残るわけです。その小銭で浮気します。

あるいは、この手の男のめんどうを見たい女子が世の中には必ずいるので、そういう女子と浮気し続けます。

いかがでしょうか。

光源氏みたいなイケメン&浮気常習犯って、人数が少ないです。イケメンの人口が少ないのだから。なので、たいていの浮気男は、淋しさゆえに浮気します。

平たくいえば、先に書いたように、自分の適職を見つけた時点で、彼の心にしつこく張り付いていた淋しさは消えてくれますが、でも、生きるうえにおいてなにが1番大変かって、自分にとっての適職を見つけることでしょ?

仕事を見つけるのはたやすいけれど、適職ってなかなか見つからないでしょ? だから淋しさを原動力として浮気している男の浮気癖は、治らないっちゃあ治らないのかもしれない。

今の時代、四十にして惑わずなんて、ほぼ死語だからね。(ひとみしょう/文筆家)

(愛カツ編集部)

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