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僧侶がバーテンダー!心やすらぐ京町家のバー

  • 2018.7.12
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築100年の町屋を改装した店舗でこだわりのお酒を楽しめる「京都 坊主BAR」が今、ひそかに人気を集めています。

女性客も多いというこのお店。バー×お坊さん、ちょっぴり変わったお店の魅力を知れば、あなたもこのバーに行きたくなるはずです。

僧侶がオーナーを務めるお店「京都 坊主BAR」

京都・烏丸にある「京都 坊主BAR」は、僧侶がお店を営むちょっぴり変わったバー。

オーナーの羽田高秀さんは浄土真宗(じょうどしんしゅう)本願寺派の僧侶で、「いつか京都で坊主BARを開店したい」との想いから、お酒の勉強などを始め、2010年11月にこのお店をオープンしました。

もともとは、お寺の中で行う「聞思洞(もんしどう)」という、お酒を飲みながら一人ひとりが15分ほど話すワークショップがきっかけとなり、1992年2月に大阪・千日前に「坊主バー」一号店となるお店がオープンしたのだそう。

今では京都以外にも、東京の中野や四谷、大阪の天神橋筋六丁目にもお店があり、悩みごとなどを相談できるバーとして人気を集めています。

“とりあえず”で頼んでほしい「日本を知る3種セット」

築100年以上の町家を改装したお店には、“日本らしい”雰囲気があふれています。扉にふすまを採用するなど、細部にも“和”を感じられます。

そんな日本情緒あふれるお店でぜひ注文してほしいのが、ビール、ワイン、ウイスキーをセットにした「日本を知る3種セット(税抜 3,700円)」です。

本日の地ビールグラス

セットのなかで一杯目に楽しんでほしい「本日の地ビールグラス」は、『京都地ビール祭』の実行委員会のメンバーでもあったマスターが、スタッフとセレクトした自慢の地ビール。

産地の特色を活かした地ビールはひと樽ごとに味が変わるため、出合いも一期一会。訪れるたびに新しい地ビールを味わえます。

ソムリエおすすめの本日のグラスワイン

日本全国のワイナリーから、“畑とつくる人”を感じながらセレクトした日本ワインを味わえる「ソムリエおすすめの本日のグラスワイン」は、近年品質が向上している日本ワインのなかでも厳選したものをラインナップ。

日本産ワインのやさしい味わいを堪能してみてください。ワインは泡・白・赤の3種から選べます。

住職マスターが選ぶ日本ウイスキー

セットの〆としておすすめなのが、「お酒はなんでも好き」というマスターが収集した自慢の日本産ウイスキー。ストレートやソーダ割り、水割りなどお好みで上品な日本のウイスキーを楽しんでくださいね。

3種のなかで苦手なお酒がある方や、3杯も飲めないという方には「日本を知る2種セット(税抜 2,900円)」もおすすめ。

「日本を知る3種セット」のなかから好きなお酒を2種類お選びください。

お酒と併せて食べてほしいおつまみをご紹介!

お酒のおともにぴったりなおつまみにも“日本らしさ”が詰まっています。

京都のお漬物盛り合わせ

お漬物3種がセットになった「京都のお漬物盛り合わせ(税抜 750円)」は、京都産の野菜で作った本格京漬物を食べ比べできるメニュー。

野菜の旨みや歯応えを楽しみながら、お酒と一緒に味わいましょう。

やまぶどうクリームチーズ

店主おすすめの「やまぶどうクリームチーズ(税抜 850円)」は、やまぶどうのほのかな香りと甘酸っぱさがクセになり、思わずお酒もすすんでしまいます。

バゲットに軽く塗っていただけば美味しさも2倍になるはずです。

居心地の良い空間でゆっくりと京都の夜を楽しんで

築100年の町屋をリノベーションしたという趣たっぷりの店内は、カウンター席だけでなくお座敷も。仏教徒だけでなく他宗の方にも気軽に訪れてもらえるようにと落ち着いた空間づくりが成されており、そんなオーナーの計らいもこのBARの魅力です。

「京都 坊主BAR」の営業時間は18:00~24:00(ラストオーダー 23:30)で、日曜定休です(※臨時営業、臨時休日する場合あり)。18:00~20:00が比較的空いているそうなので、仕事終わりに日本酒を楽しみながら粋な町屋の趣を存分に味わってみてはいかがでしょうか。

スポット情報

  • スポット名:京都坊主BAR
  • 住所:京都府京都市中京区油小路錦上ル山田町526
  • 電話番号:075-252-3160
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