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子どもの「水いぼ」治療は痛いのか!? ママのNG行動に反省…【子育ては毎日がたからもの☆ 第24話】

  • 2018.7.6
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夏といえばプール! プールになると、水をかいして他人との接触が多くなるので、皮膚トラブルも気になります。保育園や幼稚園に通っているとなおさらです。

今回と次回は、夏に気になる感染症「水いぼ」と「とびひ」のお話です。

娘の腕に小さないぼを見つけたのは2年ほど前の春のことでした。

はじめは数も少なく、かゆがったりもしていなかったので放置していました。ですが、知らず知らずのうちにかいていたのか、気がついたときには腕を中心に左半身全体に30個ほどできていて、がく然としました。

そこで皮膚科で見てもらうと「水いぼでしょう」とのことでした。
先生によると“水いぼは、お肌にプツプツできる肌色のいぼ”のこと。この“いぼ”の中にはウイルスが入っているらしく、かくことでつぶれ、そのウイルスが皮膚の他の部位につくとそこに新たな水いぼができるそうです。

そのままでも数ヶ月や数年で完治することも多いそうですが、
「タオルの共有や肌の接触でうつる」とのことで、その皮膚科ではピンセット除去を勧められました。

ただ、そのままでの除去は痛みがともなうとのことで(そりゃそーだ! 想像だけで痛い…)、除去は次回にすることにして、その日は麻酔テープを処方されました。

これを次回、通院の1時間前に水いぼ部分すべてに貼っておくと、皮膚麻酔ができて痛みなしで除去できるとのことでした。

「こんな薄いテープで、本当に痛くないの?」と半信半疑ながら、テープを貼ってドキドキしながら迎えた水いぼ除去処理…。




これまで聞いたことがないような悲痛な声を上げて泣いていた娘。

そんな娘を、看護師さんとともに押さえることと、言葉で励ますことしかできないのが本当に心が苦しかった。
あまりの大声に、待合室で待っている方々もびっくりしたことでしょう。

そうこうしているうちに、そのころには40個ほどに増えていた水いぼがすべて除去されたようでした。
除去によってところどころ出血をしている娘の肌を見て、またまた思わず涙が出てきました。患部に塗り薬を塗ってもらい、軟こうを処方してもらいその日の診察は終わりました。



そんな願いもむなしく、お姉さんの言葉どおりその後も3度ほど水いぼが再発し、除去をすることになるのですが、2回目からは慣れてきたのか、娘は泣くことなく涼しい顔で処置されていました。

どんなかんじなのか聞くと
「1回目はとがったやつ(ピンセット)でとるってきいて痛い気がしてたけど、2回目からはあんまり痛くなかった」とのことでした。

きっと麻酔はちゃんと効いていたけれど、
処置の怖さの想像(「針を刺す」と思うとすごく痛く感じる注射と一緒かな)と、皮膚がひっぱられる違和感と、患部の出血をみてパニックになっていたのでしょう。



そう聞いて気持ちが軽くなりました。それまでは、「必要な処置だから」と思いながらも泣いている子どもを抑えつけることに強い抵抗を感じていたから。

じつはそんなに痛くなくてよかった。本当によかった。そして、もしかしたら母である私が怖がったり、泣いたりしてしまったことが、よけい子どもをおびえさせてしまったのかなと反省しました。



当時はまだ入園前だったのですが、市民プールに行きたいがために頑張った水いぼ治療。

幼稚園に入園してから、念のため水いぼがある場合、園のプールに入れるか否かを聞いてみると、うちの園の場合はOKとのことでした。
基準は園によって違うようなので、気になる場合はご確認なさってくださいね。

次回はプールNGと言われた「とびひ」のお話です。

※私が娘の水いぼを治療したのは、2016年8月のことです。また、この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
※プールの許可についても各園によって方針が異なりますので、必要な場合にはお子様が通われている園にご確認いただけますようお願いいたします。

(ぺぷり)

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