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雑司が谷の「うぐいすと穀雨」でおいしいトーストとコーヒーを

  • 2015.2.24
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東京・雑司が谷の鬼子母神からすぐのところに、パンとコーヒー、雑貨の店「うぐいすと穀雨」があります。2015年1月17日にオープンしたばかりの店内には、店主の鈴木さんいわく「日々増える」という、お祝いの花がシンプルでかわいらしい店内を彩っていました。

白壁に木製アンティークが並ぶ手作り感のある店内

東京メトロ雑司が谷駅2番出口から徒歩3分。1階に接骨医院があるビルの階段を上がると、大きなガラス窓の向こうにパンが並んでいます。店が開いているのは、木~日曜の週後半だけ。週の前半は仕込みの日です。

内装は、表参道のアンティーク雑貨店「はいいろオオカミ+花屋 西別府商店」がプロデュースを手掛けています。鈴木さんがふらりとお店に買い物しに入った時、世間話から転じてお願いすることになったのだとか。白い壁は、10人ほどの友人に協力してもらって塗るなど、まさに手作り。カウンターに並ぶ不ぞろいの椅子、木製アンティークの棚や台などセンス良くまとめられています。

メニューごとにこだわりのつまったパンが並びます

店名は太陽暦の二十四節気と七十二候からくる、2月のはじめと4月のおわりを指す言葉を組み合わせたもの。“冬から春の時期に流れる空気や、日々少しずつ変化していく景色を大切にしていけたらいいな”という気持ちが込められているそうです。

「なるべく無添加の食材を使って、家族に食べさせたいと思ってもらえるパンを作りたい」と鈴木さん。6時間発酵させて作る食パンには、“毎日食べてもらいたい”という思いから「まいにち」(1斤250円)と名付けられています。ほかに、あんことクリームチーズのハーモニーが絶妙な「あんぱん」(200円)や、やわらかくさっぱりと仕上げた「シナモンロール」(280円)など、店頭にはそれぞれに趣向をこらし、手間をかけたパンが並びます。

シンプルだけど充実した「トーストのセット」でランチタイム

カフェのメニューはトースト、スコーン、ケーキのセットとドリンクだけというシンプルなラインアップ。この日は「トーストのセット」(700円)をいただきました。

トーストされた三つ切りの「まいにち」にバターを塗ってひとくちほおばると、ギュッと密度がつまったもっちり感と小麦の甘さが口の中に広がります。さっぱりとしたニンジンのマリネとも好相性。セットに付けられる「コーヒー」(450円)は、川越の自家焙煎珈琲店 「Tango(タンゴ)」に作ってもらったオリジナルブレンドだそうです。どれをとってもこだわりの材料を使ったメニューは、シンプルながらも充実感のあるランチが楽しめます。

帰り際には、「クッキー」(150円)のほか、鈴木さんの友人の作家さんが作った「イヤリング」(3000円~)などが飾られたレジ横の棚も覗いてみてください。気になるものが見つかるかも。

また、3月中旬には「味噌作りワークショップ」など、季節の行事や食材をテーマにしたワークショップも月1くらいで開催予定とのこと。くわしくはHPで確認してくださいね。

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