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色彩に深い洞察が宿る、インドネシアの現代アート。

  • 2018.7.3
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色彩の飛沫に託された、高次の精神性と人間の尊厳。

『アイ・チョー・クリスティン霊性と寓意』

『あまりにもたくさんの魚』2013年。桶田コレクション。色彩の飛沫と余白の調和には、作家の人間観が表出している。

インドネシアでいま最も活躍する作家のひとり。テキスタイルデザイナーとして活動後、2000年頃から絵画などの創作を始めた彼女は、キリスト教の説話や聖書など精神的な主題に基づき、人間の不完全性や二面性への深い洞察に裏付けられた鮮烈な作品を発表。それらを通して、万物と人間との関係性を探求している。

『アイ・チョー・クリスティン霊性と寓意』会期:開催中~8/19金沢21世紀美術館(石川・金沢)営)10時~18時(金、土は~20時)休)月(7/16、8/13は開館)、7/17一般¥1,000●問い合わせ先:tel:076-220-2800www.kanazawa21.jp

※フィガロジャポン8月号より抜粋

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