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【ひとみしょうのお悩み解決】妻子ある男性と関係を持ったあと…「友達として接したい」と言われました。

  • 2018.6.29
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Grapps

“ 文筆家ひとみしょうのお悩み解決”に送られたお悩みの中から、ピックアップしてひとみしょうがアドバイスしていきます。

〜「ショウさん・女性」のお悩み〜

不倫
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こんにちは、ひとみしょうさん。

私は妻子ある方と知り合い、連絡や電話を毎日2ヶ月ほどして再度会った際に体の関係を持ちました。しかし、その後から彼の態度がおかしいと感じ問いただすと、私と関係を持った際に自分は何をしているんだと急に真面目な自分が目覚めたと言い出したんです。

だったら、連絡を取るのをやめようと提案しても、私とは友達としてこれからは接したいと言います。友達だと別れもないしこれからもずっと連絡が取れると、、、実は私の事がタイプでは無いとか、僕たちは合わないと思うとか言ってくれたらまだスッキリするのに友達として連絡を取り合いたい気持ちがモヤモヤします。

男性はどういう気持ちでこんな事を言うのでしょうか?

〜ひとみしょうさんのお悩み解決コラム〜

男って3種類に分けることができます

3人の男性
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あなたと体の関係を持ったときに「自分はなにをしているんだと急に真面目な自分が目覚めた」のは、彼の本心です。また、「友達としてこれからは接したい」という彼の意見も、彼の本心です。

この2つの本心を、それぞれ順番に見ていきましょうか。

まず「自分はなにをしているんだと急に真面目な自分が目覚めた」という彼の本心について。

男の恋愛に対する姿勢って、3種類に分けることができます。

1)好奇心旺盛で、いわゆる「色事」に恐怖心を抱かない人

2)それなりに慎重に生きている人

3)「そっち関係」がからっきしダメな人

以前、ベテラン風俗嬢に聞いたのですが、エッチも同じだそうです。「男はみなサル」なんて世間では言われているようですが、

1)すごいテクを持っている熟練者or神様も失笑なさるほどかなり勘違いしている「好きモノ」

2)それなりにエッチを楽しむ人

3)さっぱり使い物にならない人

例えば、男同士で酒を飲んでいい感じに酔った時、誰かが「キャバクラにでも行こうか」と言った場合、「おれは帰るわ」と言う男がかならずいます。「たまには風俗でも行こうか」と言うと「いや、おれは遠慮しとく」と言う男がかならずいます。

そういう男子(男性)は、2)か3)のカテゴリに属している人です。

彼は「自分の遊びの限界値」を知っているのかもしれない

悩む男性
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あなたが何歳なのかわからないので憶測で書きますが(できれば年齢は書いていただきたいです。20代、30代とか、ざっくりした書き方でもいいので)、妻子ある男性って特に、過度に慎重な人が多いですよ。「過度に慎重=あまり不倫向きではない」ということです。

なので、あなたは「よそを当たる」ほうがいいかもしれないです。慎重な人は死ぬまで慎重だから。

まれに、すごくマジメな大企業の経理部長が、女にハマって会社の金を横領して捕まっていますが、慎重な人が狂ったら、おかしなことしかしないので、「それなりに上手に遊べる男性」を探したほうがお互いにとっていい、という見方もできます。

さらに言えば、彼は「自分の遊びの限界値」を知っているのかもしれない。「おれはこれまでさほどたくさん遊んでこなかった。そんなおれが今、この女性にハマってしまうと、家庭も仕事もふいにしちゃうかもしれない。ということは今のタイミングで友達に戻ったほうがいいのだろう。まだ友達に戻ろうと思えば戻れるしな」と、彼は思っているのかもしれない。

「友達としてこれからは接したい」という彼の意見について

バー 美女
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2つ目。「友達としてこれからは接したい」という彼の意見について。

この彼の意見に対して、あなたは「じつは私のことがタイプではないとか、僕たちは合わないと思うとか言ってくれたらまだスッキリする」と言っている。僕はその気持ちがうまく理解できないです。きっと僕以外の男もうまく理解できないと思うかもしれない。

男って、相手の女性がタイプじゃなかったら、こういう言い方はしないんですよね。というか、そもそも寝ないです。タイプじゃない女性を前に、男は勃起しないから。勃起しなければ、女性に恥をかかせてしまうことになりますが、女性に恥をかかせたいと積極的に思う男はいないから。

あなたが20代くらいだと、彼の「友達として接したい」という言葉を額面通り受け取れなくても仕方ないのかな、と思います。

たとえば彼が30代後半か、それ以降の年齢であれば、彼が男として背負っているものを、あなたはまだリアルに想像できないでしょう。やっぱり「女子」としてキラキラした恋心に心奪われるでしょう。それでいいんです、若いってそういうことだから。

でも彼はなにもあなたのことを適当にけむに巻こうと思って「友達」を提案したわけではないです。

お互いにやっててつらいと思うな

カクテル バー 乾杯
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あなたが40代かそれ以上の年齢であれば、彼の「友達」という提案を額面通りに受け取れないというのは、いささか問題があると僕は思います。

40代にもなれば、男女お互いに性差を超えて「人として」理解しあわないと、どうしても話が始まらないことがあるからです。

よく若い女子が「告白する勇気がありません」と相談してきます。それに対して、僕はあれこれと答えてきましたが、ぶっちゃけ話をするなら「勇気がないと始まらないことがこの世にはある」というのが、僕の本心です。

同様に40歳も過ぎれば、男とか女とかに関係なく「人として理解しあえるなにか」がないと、恋愛なんて始まらないです。互いの人間理解があって、その上で不倫なり、エッチ抜きの不倫なりがある、という構造じゃないと、お互いにやっててつらいと思うな。

こっちとあっちを分けて考えてみる

美女
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ということで、「男性はどういう気持ちでこんな事を言うのでしょうか?」の答えは、「友達だと別れもないしこれからもずっと連絡が取れると思ったから」そう言った、です。

つまり、エッチなしであなたと良好な関係を構築したいor維持したいと思っているということです。それくらいあなたは彼にとって魅力的な、手放したくない女なのです。

それでも彼がエッチしよう、と言わないのは、上に書いたように、彼が2)か3)のカテゴリの住人だからです。

彼とはプラトニックな恋をするといいです。あなたがカラダを満たしたいと思っているのであれば、そういうのはよそでどうにか満たす、という方法をとるといいのではないでしょうか。

彼にこっちもあっちも両方を望むのは、ちょっと難しいというか、彼はそういう類の男ではないように僕は感じました。(ひとみしょう/文筆家)

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