1. トップ
  2. おでかけ
  3. 2017年にリニューアル。進化し続ける国の重要文化財

2017年にリニューアル。進化し続ける国の重要文化財

  • 2018.6.28
  • 1268 views

築地を見守り続ける「築地本願寺」

東京・築地に存在感を放つ「築地本願寺」。浄土真宗本願寺派のお寺です。もともとは江戸の浅草・横山町にて「浅草御堂」と呼ばれており、その後寺基の移転、関東大震災に伴う火事で焼失などし、1934年現在の本堂に再建。

2012年「本願寺築地別院」より正式名称を「築地本願寺」とし、2014年“本堂・石塀・三門門柱”が国の重要文化財に指定されました。現在では参拝者のほか、多くの観光者など年間300万人ほど訪れる人気スポットです。2017年境内をリニューアルしたので、この機会に足を運んでみてはいかがでしょうか?

仏教誕生の地・インドに思いを馳せる

遠くからでも印象的な本堂の外観は“仏教誕生の地”と言われる古代インド仏教建築を模しています。本堂の屋根は“菩提樹の葉”をモチーフとしており、その中央には“蓮の花”が描かれています。

階段には獅子・象・孔雀や鳳凰などさまざまな動物たちの像が配置され、本堂の入り口に配された美しいステンドグラスが訪れる人の心を魅了します。

心に響く「パイプオルガン」の音色

本堂に足を踏み入れると目を見張るのが、左右にある「パイプオルガン」。音楽を通しての仏教伝道と仏教音楽の普及を願って1970年に寄贈されたものだそう。

結婚式やランチタイムでのコンサート(毎月最終金曜日12:20〜)などで定期的に演奏しているとのこと。その美しい音色にうっとり聴き入ってしまうことでしょう。

お寺ならではの選書「ブックセンター」

「築地本願寺」のインフォメーションセンターにはショップやカフェなどが併設されており、2Fには「ブックセンター」があります。

お坊さん自らが厳選した本もラインナップされており、まさに“お寺の本屋さん”。初心者の方から信仰のあつい方までさまざまな方からのニーズに応えています。

境内にあるWi-Fiをつかって仏教に関する電子書籍を無料で読めるそう。この機会に見聞を広めてみてはいかがですか。

オリジナルグッズを手に入れて「オフィシャルショップ」

「築地本願寺カフェ Tsumugi」の隣にある「オフィシャルショップ」では、さまざまなオリジナルグッズを販売。おみやげにぴったりの和三盆などのお菓子や、帰宅してから自宅でつかえる匂い袋や文房具など幅広く取り揃えています。

お寺のおみやげとは思えないかわいらしいアイテムは、“伝統とトレンド”の融合。築地観光のお土産にぜひ立ち寄ってみてください。

ひらけ! 築地本願寺

2017年、創建から400年を迎えた「築地本願寺」は、“ひらけ!!築地本願寺。”を合言葉に『「寺と」プロジェクト』を始動。暮らし・学び・カフェなど気軽にお寺を体験してもらえる場を提供しています。

東京メトロ日比谷線「築地駅」徒歩1分。古き良き東京を感じる築地に足を運んだ際は、「築地本願寺」へ立ち寄ってみてください。ほっと心が洗われる時間を過ごせることでしょう。

スポット情報

  • スポット名:築地本願寺
  • 住所:東京都中央区築地3-15-1
  • 電話番号:03-3541-1131
元記事で読む
の記事をもっとみる