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暑い日にさっぱりと食べたい! 野菜たっぷり「高野豆腐のドライカレー」【今日の時短ごはん Vol.71】

  • 2018.6.27
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こんにちは。料理研究家の越野美樹です。
暑い日が多くなってくると、カレーが恋しくなりますね。今回は、市販のカレールーを使わずに、お子さんにも食べやすい辛さの「高野豆腐ドライカレー」をご紹介します。


ドライカレーは野菜をみじん切りにして、ひき肉を加えるのが一般的ですね。今回ご紹介するのは、手早く作れるよう野菜をサイコロ切りにしたドライカレー。お肉の代わりに使うのは、さいの目に切った高野豆腐です。野菜を切って炒め煮したら、かたくり粉でとじるだけであっという間に仕上がります。



高野豆腐といえば煮物が定番の乾物ですが、カレーに加えると、食感も楽しいですし、お豆腐の凝縮した栄養と野菜がたっぷりとれて、普段の野菜不足も解消します。市販のカレールーは動物性油脂がたっぷり入っていますが、手作りドライカレー なら、たった大さじ1のオイルだけだから、とてもヘルシーですよ。

■高野豆腐のドライカレー
調理時間15分

レシピ制作:藤野料理教室にじ 越野美樹


<材料>作りやすい分量
じゃがいも 3コ
玉ねぎ 1コ
にんじん 1本
エリンギ 1本
高野豆腐 3枚
オリーブオイル 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
カレー粉 大さじ1
かたくり粉 大さじ1


<作り方>
1、ボウルに高野豆腐を入れて熱湯をかけ、冷めるまでそのまま置いて戻し、水気を切る

2、じゃがいもはさいの目切りにして水につけ、ザルにあげる。玉ねぎ、にんじん、エリンギはさいの目切りにする。

3、鍋を弱火に熱してオリーブオイルを入れ、玉ねぎが透明になるまで木べらなどで混ぜながら炒める。

4、中火にしてじゃがいも、人参、エリンギを加えて木べらで炒め、油がまわったらひたひたの水を入れる。

5、じゃがいもに火が通ったらしょうゆ、カレー粉を加え、同量の水で溶いたかたくり粉を加える。



おしょうゆで塩気とコクを追加したマイルドな辛さのドライカレーは、さっぱりしているので、暑さで食欲がない日もどんどんご飯がすすみます。小さなお子さんには、カレー粉の量を加減して食べやすくしてあげてくださいね。

今回は、じゃがいも、玉ねぎ、にんじんとエリンギを具にしましたが、冷蔵庫にあるあまり野菜はなんでも使えますよ。これからの時期は、なすズッキーニなどを使った夏野菜のドライカレーもオススメ。お好みのドライカレーを作ってみてください!

■「高野豆腐のドライカレー」のアレンジ例

●アレンジ1 「オムレツ」



高野豆腐のドライカレー」にとき卵を加えてフライパンで焼けば、具だくさんオムレツの出来上がり! ゴロゴロ野菜が入っているから、お子さんもしらずしらずのうちに野菜がたっぷり食べられます。



そのほか、ギョーザの皮で包んでサモサ風にしたり、ピラフグラタンコロッケなどいろいろなお料理に展開できます。私はこのドライカレーを使ってカレーパンなどにもアレンジしていますよ。お好みのリメイク料理も楽しんでくださいね。

(越野 美樹)

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