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「運命の人」なんていない!?恋愛下手な人ほど信じている「運命の人」

  • 2018.6.22
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「運命の人」という響きはとてもロマンチックですよね。でも実は恋愛において「運命の人」という言葉は非常に危険な言葉です。

なぜなら「運命」というだけで相手に対して盲目的になってしまい、冷静な判断ができなくなってしまうから。

ここでは「運命の人」という言葉に隠されたワナを紐解いていこうと思います。

運命の人

「需要と供給」が成り立つのなら誰でも「運命の人」になり得る

恋愛関係というものは「需要と供給」で成り立っています。

例えば、お店で見つけた自分好みの商品に「運命」を感じたとしても、対価を支払わずにその商品を手に入れようとすると犯罪になります。いくら「この商品は私の為に製造されたんだ!」と主張したところで、その商品に付けられている金額を支払えなければ、その商品を手に入れることはできません。

恋愛もこれと同じことが言えます。自分がどれだけ相手に対して「運命」を感じたとしても、相手が自分に対して価値を感じていない場合、相手を手に入れることはできません。相手が「この人は僕の価値に対して対価を支払えない」と判断しているからです。

その事実を受け入れることが出来ない人はストーカー行為などに走ってしまいます。いわゆる恋愛における違反行為です。

そもそも「運命の人」というのは恋愛関係にある二人の市場価値がある程度一致していて、お互いの「需要と供給」のバランスが取れている相手、を意味する言葉であったりします。

言ってしまえば、自分と相手の「需要と供給」のバランスが取れている相手であればいくらでも「運命だ」と言えてしまうわけなので、「運命の人」というのは無限に存在すると考えることができるのです。

恋愛関係を築いていく上では、その相手が「運命か否か」ということは問題ではなく、相手が望むものをいかに与えることができるのかという事のほうがずっと重要です。

しかし、恋愛下手な人は相手の気持ちを読み取る余裕がないために自分の感情のみに集中して相手を「運命の人」であると思い込み、脈の無い恋愛にすがってしまうのです。

「運命」を利用して恋愛を上手くいかせる方法

「運命」という言葉には人を盲目にしてしまう不思議な力があります。

例を上げると「ある商品に(運命)を感じてしまった途端、いつもなら高いと感じる金額を安く感じた」「ある男性に(運命)を感じてからはやたらと彼が良い人に見えてしまった」などがあります。

「運命」という言葉はとても便利で、ある意味麻薬のようなものです。「運命」という言葉をつけてしまったがゆえに、人は盲目になり他の選択肢が全く見えなくなってしまう。

この「運命」の性質を上手に利用すると、上手くいかなかった恋が上手くいったり、今まで脈無しだった相手を振り向かせることが出来たりします。

方法を説明すると、最初から彼がよく行く場所をリサーチしておいてバッタリ出くわした際に「偶然だね!」と声をかけたり、彼が発する発言に対して「私も同じこと考えてた!びっくりだね!」などと、度重なる「偶然」を不自然と感じさせない程度に彼の意識の中に刷り込んでいきます。

「なんであの子とはいろんな事で同じようなことが重なるんだろう。運命なんだろうか」と彼に思わせることができたら大成功です。

ただし、「運命を感じさせる作戦」は相手に迷惑がかからない範囲で押しつけがましくなく、きわめて自然にあくまでも偶然を装って行ってください。

世の中のたいていの人が「運命の人」を信じているので、この方法は相手が単純であればあるほど効果は大きいでしょう。

この方法を試すと、「運命」というものがいかに人工的に作り出すことが可能で、いかに人は「運命」という言葉に盲目的になってしまうのか、ということを実感することができるかもしれません。

おわりに

よく「彼は運命の人なんです」と言う人がいますが、実はその男性の女性を落とすためのテクニックにまんまとハマった結果であったりします。

女性の趣味に合わせたり、女性が望む事を先にリサーチしておいたり、というようなたくさんの努力が「彼は運命の人」という印象を生むのです。

多くの人が言う「運命の人」は結局のところ、「自分が望むものを与えてくれる人物」なのではないでしょうか。(杉子/ライター)

(愛カツ編集部)

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