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男は無口が当たり前? 男性との会話が弾まない単純な理由

  • 2015.2.23
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婚活の相談にいらっしゃる女性の多くが「帰ったら食卓で今日の出来事を語り合うような夫婦が理想!」など、夫婦の会話を重視したいと語ります。しかし残念ながら現実は、仕事から帰ってきてもなんだか無口で、私の話にも「うん」とか「そう」しか言ってくれない…。

もしかして、もう愛が冷めてしまったのかしら…そんな悩みや不安を抱く女性は少なくありません。一方男性はというと、別に態度を変えたつもりもないし、話は聞いているつもり。愛情だってちゃんとある。

…ただ、「しゃべりたいという欲求がない」のです。

■男女で話す言語数はこんなに違う!

話したいことがないって、ネタ切れ? もしくは私に興味がないっていうこと?

いや、そうではなく、「言語切れ」といった方がいいかもしれません。

実は「男性は1日平均1万2000語を話し、女性は1日平均2万4000語を話す」とアメリカの心理学者によって分析されているのです。つまり、驚くことに、なんと女性は男性よりも1万語以上話すパワーがあるというわけです。

ですから、女性は昼間の仕事や友だちとの会話が終わっても、まだ一日分の半分程度しか話していない状態。家に帰っても、頭の中は話したい欲求でいっぱいで、夫が帰ってくるなり、言葉がどんどん飛び出してしまいます。

しかし、夫の方は、昼間にほぼ会話力を使い果たして帰宅…。よほど特別な出来事でもない限り、話したいという欲求もとくに湧かないし、矢継ぎ早に飛び出す妻の言葉を聞くことで精いっぱい。女性のようには、スラスラと言葉が出てきません。

このことから分かるように、愛情の有無以前の問題として、そもそもの「会話力」が違い過ぎるのです。一日の言語数の差が二人の会話の溝を作ってしまうのも必然です。

恋愛中はまだまだお互い知らないことも多く、新鮮ですし、相手を楽しませたいという意欲に溢れていますから、男性も頑張ります。しかし、一度自分の手に入ってしまえば、「安心」「安泰」が心を占めるので、「女性の会話力に合わせて自分も表現する」ということに強い意欲が湧きません。仕事で疲れて帰ってきた後であればなおさらです。

そんなわけで、女性の皆さん、男性の言葉数の少なさをあまり責めないであげましよう。「私は彼の倍以上話す生きものである」と自覚するだけですっと不安や心の溝が埋まりますよ。

(水野真由美)

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