彼に「距離を置きたくなった」と言われたらどうする？

男性からの別れの言葉に「あなたと距離を置きたくなった」と言うのは多いです。

愛カツの恋愛相談に
「付き合って1年半の彼氏がいます。むこうは何人かと付き合った経験があるようですが、私にとっては初めての彼氏です。いつも私に、『○○ちゃんの事幸せにしてあげたい』『絶対にしてあげる』『僕といれば幸せになれる』等言ってくれていて、照れ隠しですがその度に私は本当に？って感じで笑っていました。
ですが最近になって距離を置きたいと告げられ『私との幸せな未来が想像できなくなった、僕なんかじゃ私の事を幸せにしてあげられない』といいます。」
と言う悩みが寄せられています。

距離を置きたい問題は、言われた方からすると納得できない部分が多いと思います。今回は男性が口にする「距離を置きたい」について考えていきます。

男性の「距離を置きたい」は建前

「距離を置きたい」というのは、多くの場合男性の本音ではありません。一番都合のいい、かつ曖昧な別れの理由です。正直なところ本心は「もう好きではないから別れたい」です。

「別れたい」だと揉めてしまうし感情的になってしまうから、マイルドに「距離を置きたい」と言うことが多いのです。

なぜ距離を置きたくなってしまったのか

では、どうして距離を置きたくなってしまったのでしょうか？これは二つしかないと個人的には考えています。

まず一つは「他に好きな人ができてしまった」。この場合は残念ですが、もとに戻れる可能性は低いでしょう。男性は「他に好きな人ができた」とは言いにくいので「距離を置きたくなった」と言い換えているにすぎません。

もう一つは、「彼にとって彼女の優先順位が下がった」。これも「他に好きな人ができてしまった」と近いのですが、たとえば仕事が楽しくなったり、責任あるポジションを任されるようになり彼女といる時間よりもそちらを大事にしたくなった。もしくは会っていてもケンカばかりで自分に得が無いと考えるようになり、距離を置きたくなった。

男性にとっては、好きという気持ちもさることながら、損得というか彼女と一緒にいて、ためになるかどうかというポイントも大事です。「距離を置きたくなった」と言われた場合、いずれかの原因であなたと一緒にいることの優先順位が下がっているのです。

一つ勘違いしていただきたくないのは、「距離を置きたくなった」＝「嫌いになった」ということではないこと。嫌いになるというのはよほどのことがない限りありません。

残念ながら「優先順位を下げられた」のです。その原因は女性側が自覚できることも、できないこともあるでしょう。まずは冷静に彼の言葉を受け止めて、原因を探ってみましょう。

原因によっては、再びあなたの優先順位を上げることは可能なのですから。

距離を置きたいと言われたら、冷静に

相手に他に好きな人ができた、以外の理由であれば、「距離を置きたくなった」と言われても、話し合いの余地はあると思います。

「距離を置きたくなった」と言われる場合、細かなすれ違いが大きくなって、そこに至ることが多いです。まずは落ち着いて相手の真意を聞いてみましょう。
（愛カツ編集部）