1. トップ
  2. 恋愛
  3. 家では話さない夫「家の空気が重くなる…」正しい妻の対処法は?

家では話さない夫「家の空気が重くなる…」正しい妻の対処法は?

  • 2018.6.21
  • 17524 views



「夫が帰ってきたとたん、なぜか家全体の空気が重くなる…」「子どもたちとだけなら楽しく会話できるのに、夫が加わるとなんとなく気詰まりになってしまう…」。そんなふうに感じることはありませんか? そうした“家族を暗い気分にしてしまう夫”にはある共通点があります。

それは、家では話さない夫ということ。

自発的に話すことが少ないため「機嫌が悪いの?」「疲れてる?」など妻としては心配してしまいますよね。でも、実はあまり気にすることも、気をつかうこともないのです。今回は、そんな家では話さない夫への接し方についてお話しましょう。

■家では話さない夫、その特徴とは?

「どちらかといえば無口」。そんな夫を持つ妻は案外多いと思います。家では話さない夫たちには、以下のような共通点があるようです。

・仕事熱心で家でも仕事のことを考えている。
・気分転換が下手。
・興味・関心の幅が狭い。

仕事熱心な人は、仕事のことばかり考えるあまり、オンとオフの切り替えが苦手です。そのため、帰宅しても頭が仕事モードのままで、家族と何気ない会話が楽しめないのです。

また、興味や関心の幅が狭いというのは、言いかえれば、新しい話題や出来事に気持ちが向かわないタイプといえるでしょう。家族の会話についていけず無口に…。

「外では社交的でよくしゃべるけれども、本来は内向的」というのも、家では無口な人の特徴として多く当てはまるようです。

■夫が家で話さない「理由」は?

前述したように、家で話さない夫は、そもそも家のこと、家庭の細かい出来事にあまり興味がないケースが多いです。そのため、家族へのリアクションに困っているという場合があります。

営業職など人と接する仕事の男性で、本来は内向的な性格なのに外では気をつかい、よくしゃべるがために家では素に戻って寡黙になるという場合もあります。

また、話す行為に対する男女差もあるでしょう。おしゃべりがストレス発散となる女性に対し、男性は「用件のみを話す」傾向があります。そのため、おしゃべりが逆にストレスとなってしまう場合が多いようです。たわいのない話をする習慣もなく、必要なことだけを話す生活に慣れ、何の支障もないと感じているところが夫の話さない理由として考えられますね。

そして、女性は話しているうちに話題がどんどん展開していき、その話に“オチ”があるかどうかはあまり気にしないことが多いですよね。でも、男性は結論のない話、オチのない話を聞くのが苦手です。そのため、女性の話に対するリアクションに困ってしまい、結果的に話さなくなる…という流れをたどってしまうのかもしれません。

「夫が、家ではぜんぜんしゃべらなくて困っている」という妻は、実はとても夫思い。あなたは「もしかしたら、夫は家でくつろげていないのかしら?」「仕事で気苦労がたえず疲れているのではないか?」と心配に感じているのではないでしょうか。

でも、前述したとおり、話さない夫というのは、そういう性格・タイプなだけで、話さないことが自然なこと。夫本人はなんとも思っていないことが多いようです。つまり、「夫がいると空気が重い」と感じているのは自分や家族、つまり受け止める側の気持ちの問題だったのです。




■家で話さない夫への対処法、心構えは?



「もう少し、夫との会話を増やしたい」。そんな時は、どうしたら良いのでしょう? それにはいくつか意識してほしいことがあります。具体的には、下記の4つの手順を参考に、会話を進めてみましょう。

1. マメに挨拶をする。
「おはよう」「おかえり」「おつかれさま」といった言葉がけは会話の土台づくりにもなります。こうした挨拶は惜しむことなく、たくさん試みましょう。

2. 「はい」か「いいえ」で答えられる質問をする。
会話の始まりは「今日は暑かったね~」「お風呂、すぐ入る?」など「うん」「いや、あとで」とイエス、ノーで答えられる質問から入ります。頭で考えずともすぐに答えられる投げかけは、会話の良い準備運動になります。

3. 興味のありそうなネタを会話に盛り込む。
夫の興味がありそうな話題を会話の合間にはさんでみます。例えば「〇〇においしいラーメン屋さんができたんだって」と夫が好きな食の話や「最近、ゴルフの調子はどうなの?」など趣味に関したものなどでもOK。会話の内容を「夫が関心を寄せるもの」に変化させることで口数も増えてくるかもしれません。

4. 物理的な「夫スペース」を作ってあげる。
家で話さない夫には、気軽に会話に参加できる物理的なスペースを作ってあげるのも効果的です。ダイニングテーブルのイスに物を置きっぱなしにして、夫の座るスペースがない…なんてことはないでしょうか? いつでも夫がイスに座れるように物を置かない。子どもとソファに座っている時も夫のスペースを開けておく。こうすることで夫は視覚的にも自分の居場所を感じられます。

挨拶をしたり、会話の始まりや内容に少し注意を向けたりすることで家でも話す夫に少しずつ変化するかもしれません。話しやすい空気感をキープしていれば、いつの間にか夫も会話に加わっていた…なんてことも珍しくなくなるかもしれませんね。

(佐藤栄子)

元記事で読む
の記事をもっとみる