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ベラ・ハディッドが「旅と美容」、そして「家族と幸せ」について語る。

  • 2018.6.20


ベラ・ハディッドが「旅と美容」、そして「家族と幸せ」について語る。
2018.06.19 12:00
itモデルとして、世界中を飛び回るベラ・ハディッド。ジェットセッターの彼女が常に美しくあるための秘訣とは? この夏デビューしたばかりのディオール バックステージコレクションのローンチパーティーに現れたベラを直撃。家族から受け継いた美のメソッドから具体的なティップスまで赤裸々に答えてくれた。

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飛行機で到着後そのまま、しっかり休息をとったかのような元気な姿でパーティーへ向かうのは簡単なことではない。しかし、それをやってのける人がいるとすれば、それは、ベラ・ハディッド。彼女は徹底したやり方で、機内でのメンテナンスもパーフェクトにこなす。


「私は移動が多く、飛行機で到着後そのまま仕事ということもよくあるのですが、母のアドバイスにしたがって肌の状態をできるだけ良好に保つことを心がけています。まず飛行機に搭乗するとすぐに顔を洗って、必要な美容液とナイトクリームをすべてオン。それから、睡眠をとり、目が覚めたら再び肌のお手入れをします」と話すベラは、新しいディオール バックステージ コレクションのローンチパーティーに参加するため、ロンドンに到着したばかり。


「飛行機を降りる頃には、私の顔はしっとり潤っていますよ。加えて、コンシーラーを常に携帯するのも忘れません。疲れすぎて目の下のくまが取れないときに使います」

機内でのスキンケアは存分に。


ベラは多忙な夏を過ごしている。先月はカンヌ、パリ、ニューヨーク、モナコを訪れ、「Fashion For Relief」のランウェイとメットガラのレッドカーペットにも登場した。どれも古いドレスや手抜きメイクで登場できるイベントではない。21歳のベラ・ハディッドは愚痴の一つも言わず、非の打ちどころのないマナーで、いつでも優雅にふるまっている。頻繁に旅をしながら仕事をしている時こそ、お手入れを大切にしていることがよくわかる。

クリスタルの力を借りてパワーチャージ。


「私はいつもエッセンシャルオイルとクリスタルを携帯して、機内では常にポジティブなエネルギーを保つようにしています。飛行機の移動が多すぎるとパニックに陥ることがあるから。一人で過ごすことが多いので、必ずくつろげるグッズを持ち歩き、機内を居心地の良い空間に変えるよう心がけています」とベラ・ハディッドは語る。


「私の持っているクリスタルはすべて自宅のファームに置き、旅に出る前には必ずエネルギーを満たした状態にしておきます。母は、私が出かけるときはスーツケースのあちこちに小さいクリスタルを入れて置いてくれます。韓国在住の私のメイクアップアーティストは、私がとても疲れていることを知っているので、朝鮮人参の液体パケットの箱詰めを勧めてくれました。味はとてもまずいのですが、一気にエネルギーがわくんですよ。最近、コーヒーは避けたいなと思っていて、カフェイン以外の一日中元気を保てるホリスティックな方法を探しているところ。エネルギーは大抵、心の奥底からわき上がってくるもの。疲れてきたらどうにかしてそのエネルギーを駆り立てなくてはいけないから」

母から譲り受けた、スキンケアメソッド。


ベラは、姉のジジ・ハディッドを含む家族と、昔から変わらずとても仲が良い。会話のあちこちで彼女が愛する人たちの話が出る。実際、彼女の丹念なスキンケア方法は、彼女が「世界一無私無欲な人」と表現する母親から譲り受けたものだ。


 「ビューティーに関する最初の思い出は、メイクよりも素肌を美しく保つことが最も大事、と母が話してくれたことです。私は乗馬などのスポーツが好きだったので、化粧品をそんなに使うタイプではありませんでした」と打ち明ける。「ですが子どもの時に、母のメイク収納棚から最も濃い色のアイライナーを見つけ出し、学校へ出かけた後にメイクし、家に帰る前に落としたこともありました! 私はメイクに関してはとてもアグレッシブな子でした。両親がメイクを好まなかったからだと思います。だから反対にメイクすることで、自分らしくなれると思えるちょっとしたものを見つけた、と思ったのかもしれません」 

from VOGUE.CO.UK

Photos: Alana O'Herlihy Makeup: Naoko Scintu using Dior Backstage Hair: Laurent Philippon Editor: Lisa Niven

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