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寝る前に歯を磨くと眠れなくなる!? 睡眠を邪魔しない歯磨きのタイミング

  • 2018.6.5
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歯磨きをすると眠れなくなる!?

5月6日放送の「林先生が驚く初耳学!」(TBS系)では、歯磨きにまつわる知られざる知識が登場。「歯磨きをすると眠れなくなる」という信じがたい説や、虫歯の予防になる歯磨きのポイントが取り上げられました。

この日の放送では、林修先生の知識を試すためにSexy Zoneの中島健人さんがクイズを出題。中島さんは、寝る前に歯磨きをするとなぜ眠れなくなるのか、林先生に理由を尋ねます。林先生はこの現象についてよく知っていたようで、人間が眠くなる時に出るホルモンが影響していると回答。人間は眠くなるとメラトニンというホルモンが分泌されるのですが、強い刺激を与えると分泌が抑制されてしまうため、歯磨きによって眠気が飛んでしまうことがあるのです。

メラトニンが活発になるのは、起きてから14時間ほど経ったころ。林先生は、歯磨きをしてからベッドに入るまで1時間ほど余裕を持たせることをおすすめしています。この事実に視聴者からは「そんな仕組みになってたんだ」「確かに頭がちょっと冴える気がする」「快眠のために寝る前の習慣見直そう」と驚きの声が上がりました。

薬用歯磨きを使った効果的な磨き方

番組ではさらに、本番前の出演者の歯磨きタイムをチェック。小倉優子さんと城田優さんの2人の歯磨きを撮影し、手順の違いを見ていきました。小倉さんは歯磨きの後、口を3回ほどゆすぎます。一方城田さんは1回、多いときでも2回しかゆすがないそうで、歯磨き粉が消え切らない程度がちょうどいいと思うと持論を述べました。

歯科衛生士の江波戸麻美先生によると、正しいゆすぎ方は城田さんの方。薬用成分の効果を得るためには、水の量とゆすぐ回数に気をつけなければなりません。江波戸先生は、虫歯予防に効果的な「イエテボリ法」というやり方をレクチャーしてくれました。

イエテボリ法では、まず薬用成分が入った歯磨き粉を歯ブラシに2cm程度乗せて歯磨きをします。歯磨き粉が全体に広がるように2分間ブラッシングしたら、ティースプーン2杯分程度、およそ10mlの水でゆすぎます。水を口に含んだら、10秒間ほどぶくぶくしてすぐに吐き出しましょう。

水の量が多すぎたり何度もうがいをしてしまうと、歯磨き粉の薬用成分が効果を発揮せずに流れてしまいます。効果を長続きさせるためには、歯磨き後2時間の飲食は控えた方がいいですよ。イエテボリ法の効果は歯磨き粉の種類によって変わるので、自分に合った歯磨き粉を見つけてきれいな白い歯を保っていきたいですね。

 

文/プリマ・ドンナ

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