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理想の奥さんほど将来「オッサン妻」になりやすいのはなぜ?

  • 2015.2.22
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先日、何人かのママ友達とランチをしたとき、「妻がオッサンになりました」というコミックエッセイ(あさ出版)がすごく面白いという話になりました。

読んだ友人の話によると、恋愛中は清楚で可愛かった奥さんが、結婚して年月が経つごとに昔の面影がなくなり、行動がどんどんオッサン化していることを夫の視点から描かれた内容で、思わず「あー、これわかる!」「自分もこういうことやっている!」と頷いてしまったそうなのです。

それを聞いて、思わず私を含めてその場にいたママ友はビックリしてしまいました。目の前にいる彼女は「オッサン」とはかけ離れた美女です。お家に伺ったこともありますが、掃除は行き届き、お料理も上手! お子さんも行儀がよくてとてもいい子たちで、まさに「良妻賢母を絵に書いたような、理想的な専業主婦」なのです。

そこで私は「あの…あなたが家でオッサンになっているとはとても思えない。家事も育児も完璧にやってるじゃない! オッサン妻って家事に手を抜いて、ラクしてるうちに太ったりしちゃうわけでしょう。全然違うと思うけど」といいました。

すると彼女は首を振り「オッサン妻ってあなたがいうように、ラクしようとしているうちにそうなってしまうタイプと、いい奥さんになろうと頑張っているうちにそうなってしまうタイプがあるんだと思う。ただどちらも“自分のオンナの部分を自ら捨ててしまっているオッサン”であることは一緒なんだよね」と、彼女自身の経験を話してくれました。

もともと頑張り屋の彼女ですが、出産後は慣れない子育てと家事の両立に一人で悪戦苦闘していたそう。ちょうどその頃ご主人様の仕事が忙しかったこともあり、ただでさえ大変な状態の夫に子供のことで更なる負担をかけてはいけない! という気遣いと責任感から、夫が夜ぐっすり眠れるように寝室も別にして子供の夜泣きや授乳に備え、夫の健康も考えて栄養バランスのとれた食事を作り、掃除洗濯も手抜きせず、子供がいるからといって夫の世話をないがしろにしないように頑張っていたとのこと。

なんていい奥さんなんだろう! と感動してしまいましたが、ここからが問題なのです。

初めての育児と家事を一人で抱え込むのは実際とても大変なこと。おのずと時間に追われる毎日となります。そうすると当然、自分自身のことを気にかける余裕がなくなります。体も疲れるので、お化粧する時間が10分あったとしたらその時間は少し横になりたいと思うのも無理はありません。

そして子供にミルクを吐かれてもすぐ洗えるような服ばかり着るようになり、スカートは動きにくいのでパンツ一辺倒。しかも「これから子供のために貯金もしないと…」と考えたら、節約しなくてはという思いが先に立ち、つい美容院に行く回数も減らしてしまい、メイク道具も買わなくなって、だんだんメイクもしなくなり、気づいたら彼女は「疲れたオッサン妻」になっていたそうなのです。

そんななか、なんとご主人様の浮気が発覚! こんなに家族のために頑張ってきたのに! と怒った彼女がご主人様を問い詰めると「家庭に不満があったわけではないけれど、子供ができてから家政婦さんと暮らしているみたいで…」といわれ、その言葉にショックを受けるとともに大きな気づきがあったそうです。

彼女いわく「たしかに私はいい奥さんになろうとすごく頑張っていた。“家事や育児で忙しいんだから、自分のことは後回しで当然”と思っていた。今思えば、あれだけ完璧に家事や育児を一人でやろうとしたら、自分のことまではとても手が回らなかった。

でも、夫の浮気がわかったとき、何のために自分はそこまで頑張っているんだろうと考え直させられた。もちろん、浮気を肯定する気はないけれど、忙しさを理由に女性としてのお手入れをサボってラクしていたのも事実だなと反省したの。

それからは、家事には少し手抜きしても、肌や髪のケアをきちんとするようにしたり、夫にお願いして子供を見てもらっている間に、デパートをブラブラして流行のチェックをするようになって、今は家庭円満。子供も成長して手がかからなくなってきたしね」

友人の話を聞いて、とても考えさせられました。やっぱり彼女は「良妻賢母」でした。でもそうなろうと頑張りすぎると、逆に夫婦円満な状態から遠ざかってしまうこともあるというのは皮肉ですよね。

これから結婚を考えている方が、「理想的な奥さん」もじつはオッサン妻に陥りやすいことを念頭におきながら上記のコミックエッセイを読んでみると、結婚生活の参考になることがあるかもしれませんね。ご興味があればぜひどうぞ!

(佐藤栄子)